人との関係や状況で感情に振り回される時があります。
以前感情の向かい合い方がわかれば、放っておくことができるとブログに書いたことがあります。
嬉しいときはそのままでもいいのですが、振り回されるときはたいてい「嫌なこと」。
嫌な感情を感じて冷静になり対処できる人もいると思いますが、そうでない人のほうが多いと思います。
鑑定でもお話しさせていただくのですが、嫌な感情を感じてもいいし、その気持ちを持っていいと私は思っています。
私はすぐに泣く子供でした。
涙腺の弱さは今も変わりませんが、すぐに泣く私に両親は「すぐに泣くのはやめなさい」と、歯を食いしばることを教えてくれました。当たり前のことだと思います。泣いて得られるメリットもあるので、涙でコントロールしないように配慮してくれたんだと思います。人に迷惑をかけないように。
ただそこで私は、「感じてはいけない」と解釈して感情を殺すようになりました。
どんな受け取り方をするかはその人次第でしょうが、そう感じてしまったのです。
公共の場と私的な場での感覚は違っていいのに、全部を同じ自分で振舞うべきだと勘違いしてしまったのです。
兄弟順位でも甘えられないポジションで、甘えたいのに甘えられない。
言いたくても言えない私は、時に感情的になり我慢していた感情が噴出して、台無しにしてしまうこともあり、自己嫌悪で憂鬱でした。
「せっかく我慢したのに・・・」
いろいろ経て、今は感情の処理ができるようになっていると思います。
(完全ではありません)
口にするには恐ろし気持ちになることもありますが、感じています。感じるってどういうことかというと、そのまま「そう思っているんだな」とどこか客観的にみつめるような感じです。振り回されて苦しいときもありますが、「くるしー!!」と苦しさの中にいて苦しみぬく感覚というのかと思います。
嫌な気分は早く終わってほしいけど、感じぬく感覚に従っていると、「ふと」抜けるポイントみたいなのがあり、「はたと我に返ります。」
なんだったんだ?というくらいどうでもよくなったり、こだわりがなくなります。
囚われなくなるし、一気に楽になり忘れます。
色々な体感があるとは思いますが、私はその都度視点が変わる感じがしています。
こだわりがなくなると、無理せずにいられる感覚になります。
感情的になって人に当たり散らしたりすることではありません。
ただ自分に正直になっていく作業です。
関係性の中で感じる感情もこだわりがなくなれば、自分の気持ちにとらわれず、相手の気持ちがそのままわかるようになったりするし、私が悪かったから怒っているのかも・・・。と思っていたことも、相手の機嫌だったなとか、謝ったししばらく様子を見てみるかなどと放っておけます。
心理学でも「抑圧したものが投影される」というみたいですし、無理のない範囲で感じてみるのもいいのかもと思います。
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