佑弦(ゆづる)が、
占いの勉強を始めた頃から、
ずっと、鑑定依頼をして下さる、
お客様がおられます。
不定期ながらも、
何年も、依頼を頂いて、
鑑定料は、いつも、
食事と決まっていました。
食事と言っても、
〇料亭の懐石料理や
〇A5ランクの焼き肉
をご馳走して下さるので、
申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
先月も、鑑定依頼を頂いて、
その後の食事も、
〇相変わらず、お高級で、
恐縮しながらも、
ガッツリ食べました。
その席で・・・
佑弦(佑)「いつも、
高い食事をご馳走になって、
申し訳ないです。一度、
今までのお返しをしたいのですが。。。」
依頼者さん(依)「お返し?
そんなの要らないですよ。
これは、鑑定料として、
ご馳走しているのですから、
気にしないで。」
奥さま(奥)「そうそう。
こちらこそ、いつも、
色々な事を相談して、
申し訳ないと思っているのよ。」
(佑)「でも、
鑑定料をはるかに超える高級店で、
食事をご馳走してもらって。
申し訳ないです。。。」
やっぱり、一度、
お二人に、お礼がしたいので、
次回は、
食事をご馳走させて下さい。」
(依)「そんな、
気にしなくても良いのに。
でも、そこまで言うなら、一度、
先生に、ご馳走してもらおうかな?」
(奥)「先生の
お気持ちだけ、充分ですよ。
でも、せっかくなら、
一度だけ、先生に、
ご馳走してもらおうかしら?」
(佑)「どんなお店が良いですか?
普段は、そんなに外食をしないので、
どんな店が良いか、
全く知らないですが。」
(奥)「そう言えば、
先生のご自宅の方面に、
有名なステーキハウスが
ありますよね。
そこに、一度、
行ってみたいと思っていたのよ。」
(佑)「そんなお店、
ありましたっけ?」
(奥)「ほら、あの大通りから、
少し路地に入った所に。」
(佑)「では、次回は、そちらで、
ご馳走させて下さい。」
(奥)「では、お願いしますね。」
(依)「楽しみにしていますよ。」
と言って、その日も、
〇お高級な懐石料理をご馳走になり、
〇お土産に老舗の饅頭まで頂いて、
帰宅しました。
後日、
そのステーキハウスの前まで、
自転車で行ってみると。。。
メニューは、3種類のみ、
黒毛和牛コース 15000円
ブランド牛コース 20000円
A5ランクコース 25000円
(税・サービス料別)
(佑)(ステーキハウスって、
こんなに高いの!!
てっきり、
一人3000円位と思っていた。
3人で、最低コースでも4,5万円!
税・サ別で、お酒も飲んだら、
6万円位するのでは!!
知らなかった。
こんなに高いなんて。。。)
さすがは、セレブの方々が、
指名してくるのは、こんな店です。
(佑)(今さら、
高いから止めましょう。
とは、言えないし。
まして、いつも、
ご馳走してもらっているのは、
このくらいの値段は、してそうだし。。。)
さらに、気になるのは、
〇セレブの方々が、
黒毛和牛コース 15000円を、
食べるのか?
絶対に、
A5ランクコース 25000円のハズ。
そしたら、税・サ・ドリンクで、
3人分で、
10万位は、覚悟しないと・・・
その日以来、
次回の鑑定約束日まで、約3週間、
節約生活をしていました。
と言っても、
毎日、食べない訳にもいかず、
〇焼餅に明太子パスタソース
〇素うどん
〇漬物を掛けたパスタ
〇サバの缶詰とご飯
などなど、必死に節約しましたが、
10万円は、急には貯まらず、
〇銀行で、なけなしの貯金を下ろし、
依頼者さんと会う事にしました。
(佑)(どうして、
たまには、ご馳走させて下さい。
なんて、言ったのだろう。。。)
そして、鑑定日が来ました。
(佑)(あ〜、何とか中止にならないかな?
もしくは、
25000円×3名、合計7,5万円を、
三人で、メニューの
食べ比べをしようと提案して、
上・中・下の各コースにしたら、
15000・20000・25000円
合計6万円で、
ちょっとは節約になるし。
もしくは、
一人だけお腹が痛いと言って、食べない?
それも、不自然だし。。。)
この期に及んで、
〇なんとか、支払いを少なくしようと、
悪あがきを、考えていました。
待ち合わせの時刻が、
いよいよ、やって来て、
(依)「先生、お待たせしました。
今日も、よろしくお願いします。」
(奥)「鑑定の後、
今日も、食事に行きましょう。
予約してありますから。
いつもの、和食屋さんで。」
(佑)「えっ?和食屋さん?」
(奥)「どうかなさったの?先生?」
(依)「不思議そうな顔をして、
何かあった?」
(佑)「いえッ。何も。」
(佑)(あれっ?ステーキハウスって、
言ってなかったっけ?)
そして、鑑定も終了して、
いつもの和食屋さんに入って、
◎食事をオーダーしてから、
(佑)「あの〜、今日は、
ステーキハウスって、
おっしゃっていませんでしたか?」
(依)「そんな事、言ってたっけ?」
(奥)「そういや、
そんな事言ってたかも。」
(佑)「そのつもりで、実は、
お金を用意してきたのですが。」
(奥)「あら、本気にされていたの?
私たちが、先生から、
ご馳走になるなんて。
そんな事、思った事ないわよ。
先生には、感謝しているし、
もっと、立派な占い師さんに、
なって欲しくて、応援してるのよ。
そんな先生から、
ご馳走してもらうなんて。」
(依)「先生、
ご馳走してくれるつもりだった?
なんなら、今からでも、
そのお店に行こうか?」
(佑)「イエイエイエ、このお店で。
もう、注文も済みましたし。」(汗)
(依)「じゃぁ、次回と言う事で。」
(佑)「次回ですか!!!」(汗)
(依)「冗談ですよ。先生から、
ご馳走してもらえる訳ないですよ。
お世話になっているのですから。」
(佑)「実は、この3週間、
ステーキハウスの為に、
節約をしていました。
それと、
ステーキハウスのメニュー表が、
頭から離れず、
ずっと気になっていました。
そして、節約しても、
お金が足りないので、
銀行言ってきたのですが。」
(奥)「先生って、面白い方ね。
普通は、そんな事を、人に、
話したりは、しませんよ。」(笑)
この3週間の節約と、悩み続けた事も、
終わりだと思うと、ホッとして、
緊張の糸がほどけて、お腹も減り、
いつもの、懐石料理を、
ガッツリと頂きました。(笑)
ちなみに、3週間、
貧しい食事をしていたせいか?
〇3キロ程、痩せていました。
思わぬ産物です。(嬉)
思わぬ産物 | 佑弦(ゆづる)先生|電話占いカリス