「男のコダワリ」に、検定があるなら、
準一級を差し上げたい方に、
巡り会いました。
女性の皆さま、
これを、カッコいいと、
認めて上げられますか?
先日、駅前で、
仕事帰りの友人に会いました。
(佑)「久しぶり。元気?」
(友)「一緒の電車だったんだ。」
(佑)「相変わらず、カッコいい
スーツ着てるなぁ。」
(友)「これ、俺の一張羅だから。」
任侠映画で観るような、
〇ヘビ柄で
〇淡いグレーで、
〇ステッチが目立つ
細身のスーツでした。
(佑)(こんなスーツで、仕事をして、
会社の人は、何も言わないのかな?)
と思いつつも。
(佑)「このスーツ着てたら、
出来る男みたいに、見えるよ。」
(友)「出来る男、み・た・い、って。
み・た・い、は、余計。」
でも、よく見たら、
スーツは、汚れて、あちこちが黒く、
泥汚れも付いていました。
(佑)「せっかくのスーツが、
汚れているけど、どうしたの?」
すると、友人は、言いました。
(友)「今は、この一着しか、なくて。
俺、超細身のスーツしか着ないから、
仕事中に、深く座った時に、
どのスーツのパンツも、
お尻が破けてしまって。」
(佑)「なら、新しいのを買ったら?」
(友)「金がなくて。」
(佑)「スーパーで、
上下で1万円であるよ。」
(友)「俺は、体系に合った、
オーダーのスーツで、
〇細身に見えて、
〇ポケットが斜めで、
〇ステッチが入っていて、
〇生地も変わった柄や織りの、
スーツしか着ないから。」
(佑)「でも、一着しかないなら、
とりあえずは、買わないと。
月曜から金曜まで、一着では。」
(友)「だから、困ってる。
けど、スーツは、男の戦闘着。
気に入るのでないと、着ない。」
(佑)「なら、奥さんに相談して、
買ってもらったら?」
(友)「こないだ、嫁はんに言って、
金、貰ったけど、
パチンコで使ってしまって。」
(佑)(嫁はん、だって。ハイハイ。
結婚しているのを、自慢して。)
と、被害妄想になりながらも、
(佑)「なら、せめて、洗濯したら?
ドロドロのスーツは、カッコ悪いよ。」
すると、
(友)「クリーニング出したいけれど、
俺が行くわけには行かないし。
嫁はんは、土日は仕事で、忙しくて、
クリーニングに出せないし。」
(佑)「土曜日に、
クリーニング店に、自分で行って、
特急仕上げにしてもらったら、
日曜日に間に合うんじゃない?」
(友)「なんで、俺が、
クリーニング店に行くのか、
意味が、分からない。
男が、一人で、
クリーニング店に行くなんて。」
(佑)(クリーニング店に、
男一人で、入るのは、無理?
男二人なら良いの?
そっちの方が、意味が分からない。)
と思いつつも、
(佑)「じゃあ、洗濯したら?
ネットに入れて、手洗いコースにして、
陰干ししたら、土日で、乾いて、
間に合うんじゃない?」
(友)「俺、実家暮らしをしていて、
そのまま、結婚したから。
一人で住んだことないし。
洗濯をした事なくて。洗濯機の使い方、
分からないし。第一、男が洗濯するの?」
(佑)(えっ?今時、こんな人いたの?
佑弦なんか、
スーツもコートもマフラーも、
カーテンも毛布も、
全部、洗濯機で洗っているけど。)
佑弦(ゆづる)は、呆れながらも、
(佑)「なら、仕方ないから、
とりあえずは、スーパーで、一万円の、
スーツを買って、我慢して、着て、
来月のお小遣いを、
奥さんから、貰ってから、
スーツをオーダーしたら?」
すると、友人は、
(友)「オーダーも、隣の県の、
○○○○と言う、店と決めているから。
そのお店もスーツしか、着ないし。」
(佑)「どうして?そんな遠い所。」
(友)「俺のサイズを知ってくれていて、
名前を言えば、
ピッタリサイズの服が出来上がるし、
おまけに、俺の好みの、
デザインや生地も知ってくれているから。」
(佑)「近くの店でも、店員さんに、
好みを、一から説明したら、
同じ様に作ってくれるって。」
(友)「俺は、あの店でないと、イヤ。
気持ちの問題。
と、あの店のスーツでないと、
営業成績が変わってしまうから。」
(佑)(服で、営業成績が変わるの?
第一印象とかは、あるかもしれないけれど。
確か、今は、管理職で、
ほとんど、営業に出ないって、
言ってなかったけ?)
何だか、話を続けるのも、
疲れるけど、気を取り直して、
(佑)「破れたスーツは、
縫い直して、着たら?
奥さんが、裁縫は、出来なくても、
今は、裁縫代行のお店もあるから。
ついでに言うと、
一人で、お店に行けないなら、
ネットで、注文して、
郵送で、補修してもらって、
振り込み払いも、出来ると思うけど。」
すると、
(友)「スーツは、男の戦闘着。
補修なんて、
みっともないし、縁起が悪い。
ありえない。」
佑弦(ゆづる)は、
もう、話すのが、イヤになり、
(佑)「へ〜、営業職は、
何かと、大変なんだ。
頑張って〜。また〜。」
と言って、別れました。
後々、考えてみたら、
あんな汚いスーツを、
毎日、着て行く、友人も、
どうかと思うけれど、
それを、見ていながら、
〇クリーニングも 〇洗濯も、
〇縫い直しも 〇その手配も、
何もしないで、ほおっておく、
奥さまも、大したものである。
きっと、友人の、
〇変な、男のコダワリに、
呆れて、相手をしないのであろう。
皆さまは、こんな、
〇コダワリのキツイ、
殿方に、遭遇しても、
「わぁ〜、コダワリがあって、
カッコいい〜。」
と、ウソでも言って上げて下さいね。
きっと、喜ばれる事でしょう。
男のコダワリ 第3章 | 佑弦(ゆづる)先生|電話占いカリス