前回の続きです。
泉神社を後にして、今回のメイン大甕神社へ。
最近では大ヒット映画「君の名は」のスピンオフ小説にも登場したようで、わりと賑やかめの境内。人がひっきりなしに出入りしています。
ご祭神は天津甕星(あまつみかぼし)。
その昔、神々の争いにてただ1人になるまで抗戦し、八百万の御魂を敵に回し徹底的に戦い傷ついた孤独の神です。
記紀では、まつわろぬ神として悪神の汚名を着せられていることにも胸が痛みます。
この間違った認識を正さなくてはと心がグッと引き締まります。
国道6号線沿いにある大きな鳥居は、なんとなんと車ごとくぐることができ、そのまま駐車場へと繋がります。
私「えー!(笑)」
鳥居は真ん中を歩くものではない、そこは神様の通る道だからと散々叩き込まれた知識をいきなり吹っ飛ばす、あまりにも自由闊達な出迎えスタイルの先制パンチに、目から鱗が落ち、同時に思わず笑みがこぼれます。
大昔、その全宇宙、全次元の開闢、創始に携わった神の、威厳、威容を一切感じさせない気安さと懐の深さに、感銘、感嘆の溜息を禁じ得ません。
堅苦しい常識にとらわれない、超絶イケメンな神様です。
私の見立てでは、戦いに傷ついた天津甕星は、この地に飛来、巨星落つのです。
そしてここにその御魂を永く留めることになったと。
境内を歩くとそこここに白鹿の彫刻を施した灯篭が。
ああやはり、私が行う恋愛成就の為の術に度々顔を出してくださる白鹿さんは貴方だったのですね!
天津甕星、傷付く前の名は饒速日命(ニギハヤヒノミコト)。
記紀には謎の神として登場する、その名声はすこぶるマイナーな神です。
傷ついた饒速日は、北極星に命を逃れ、天津甕星となり茨城の地にその身を降ろしたのですね。
…長くなりそうなので、二回に分けます(^_^;)
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