会員の皆様
前回のお話、手に入れるという事 2
今回は手に入れるという事 1 に話を戻してまいります。
可憐なプリンセスと偉大な母を持つプリンス
世紀の結婚
全世界の注目の的であった、盛大な結婚式。
バルコニーでのKiss。。。。
今でも色褪せることなく素敵なシンデレラストーリー。
なのにプリンセスとプリンスの結婚は長くは続きませんでした。
しかもその、世紀の結婚を崩したのは冴えない中年の女性でした。
では、如何にして伯爵令嬢でもあり、世界に愛されたプリンセスから、プリンスを奪うことが出来たのでしょう。
偉大な女王を母に持つプリンスは、幼き頃から厳格な教育を受け常に最たる者を求められてきました。
ノーブレス・オブリージュ。。。正に騎士道を求められ弱音は人に言えず、言うことなかれな生活。。。
( ´艸`)例えようもありませんが一般人で言えば、会社での立場や上下関係の軋轢。
仕事の忙しさ等、そして家庭でのパランスに疲れている男性と位置づけをズラせて考えてみてくださいね。
プリンスには国の繁栄をもたらす、次世代の繋ぎを作らねばなりません。
そこで白羽の矢が立ったのが伯爵令嬢であったプリンセスです。初めは長女であるプリンセスの姉が候補者でもありました。ただ、件のプリンセスより王家という生き方に責任の重さを感じる知恵があったのでしょう。
いつしか交際を退いてしまいます。
幼い頃から姉とプリンスを見ていた彼女は、小さな恋をプリンスに重ねていました。
時代を遡れば、プリンセスの実家は王家のmistressを務めた程の名家でもあるのです。
そうして2人の結婚は進んでまいります。
公務の多い中、人々に囲まれ。プライベートではしきたりの厳格な使用人に囲まれています。
ほっと一息つきたくなるプリンス。
「結婚してから恋も始まってる」プリンセス。
ゆっくり時を過ごしたいプリンスに、かまわれたいが故に彼の気持ちを試します。
趣味も年齢も違う2人。聴く音楽さえ違います。
歩み寄ってくれる事が、愛だと思っているプリンセス。
時には公務に行かないでと困らせたりしてしまいます。
数ヶ月も前からスケジュールは決め数百人単位で動く公務は休めるわけないじゃん(>_<)と突っ込みたくなりますよね。
「私と仕事とどっちが大事なの?」一般でもよくある光景ですね。大概これをやると男性は呆れるか、困るかだけなのに。
私を見て!!私を肯定して!!
心配かけたらどう思う? 私が居なくなったらどう思う?
彼に無理を言ったり、冷たくしたら追いかけてくれる?
そして、追いかけてくれたら、寂しがってくれたら。。。
私への愛があるって証拠よね( ´艸`)
↑↑↑これ、見ているとなんだか可哀想だし微笑ましい??
いいえ、この感情は実は「子供が親に求める」感情であり、対等な大人の感情ではありません。
お互いに対する共感力があれば、同じワガママでも微笑ましく受け止めてくれたかもしれないのに。。。
仕事がクソ忙しい、心労もある時にやたらと「ね!会いたい」
私を必要としてよ!!どんな感じ?
別れる気はないのに、別れたいと言ってしまう心の裏側では、引き止めてくれたら愛を感じるから。。。
国家の存続を担う、責任と重さを教育されているプリンスでさえ逃げ出してしまいたくなるこの状況を、一般市民の彼に。。
やっていませんか??
そして間もなく、新しい生命の誕生がプリンセスに訪れます。
手に入れるという事 4に続きます。
宙紘
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