
子供の頃に読んだ漫画で
桜の樹の下には亡くなった人が埋められていて
だからあんなに美しい花が咲き
そして一瞬で散っていくのだ
という話がありました。
調べたら、梶井基次郎の小説
「櫻の樹の下には」が元ネタのようです。
桜はあれだけ見事に咲き
そして散っていくから
命の儚さ、「死」を象徴する花として
昔から扱われて来たのです。
生と死が表裏一体であること
私は桜が散り始めると
毎年この漫画を読んだ時の感覚を思い出します。
こうした感覚はとっても東洋的なのですが
タロットを勉強していると
死んで再生するという考え方や
過去現在未来は螺旋であり
決して直線ではないという考え方が共通していて
私の探究心をくすぐります。
物事の流れや色々な悩みは
そうした大きな螺旋の中の出来事です。
歳を重ねるごとに
色々なことが繋がりを持っていたことに気付かされます。
櫻の花びらが散る時に
何となく寂しく感じるのは
そんなところに通じているのかも知れませんね。
人生の成功も失敗も
大きな螺旋の中の出来事として捉えると
決してそこで終わりではないのです。
次の春には
また見事な花を咲かせるのですから。
私はそこに死者の魂を感じます。
桜の樹の下には | 一吹樹(いぶき)先生|電話占いカリス