
この連載ブログでは
今の私が「今ここにある幸せ」に
辿り着くまでの
「ツインレイとの出逢い」や「離婚」など
決して綺麗事だけではない
私の過去の本当の実体験を
お話ししていきます。
今、過去の私と同じように
渦中で苦しんでいるあなたの
光になれますように——。
* * *
皆様、こんにちは。珠海(みみ)です。
今日から少しずつ、私の魂が歩んできた軌跡を、ありのままにお話ししていこうと思います。
私の幼少期は、決して裕福とは言えないシングルマザーの家庭でした。
私の家系は、古くから神々に仕え、祈りを捧げてきた「祝女(ノロ)」の血筋です。
母は朝から晩まで働き通しだったため、寂しがり屋の私をいつも側で育ててくれたのは「おばあ」でした。
亡きおばあは、その血を濃く受け継いでいたのか、当時からとても勘が鋭く、目に見えない世界と深く繋がっている人でした。
「今日はあの道を通っちゃいけないよ」
「なんだか、もうすぐ良い知らせが来そうさぁ」
そんな風に、おばあがそっと私に聞かせてくれる「虫の知らせ」は、子どもながらに不思議で鳥肌が立つほど、いつも見事に的中していたのです。
目に見えない大いなる力と、おばあの温かく深い愛情に包まれて育った私。
それでもやはり、夕暮れ時に他所の家から漂ってくる温かな夕飯の匂いや、両親が揃った家族の団らんの笑い声を聞くたびに、私の心にはどうしようもない寂しさが込み上げてきました。
「大人になったら、絶対に『普通の温かい家庭』を築くんだ」
それが、幼い私のたったひとつの切実な夢でした。
そして月日は流れ、私は真面目で安定した職業である公務員の彼と巡り会い、結婚をしました。
私はついに、夢にまで見た「専業主婦」という座を手に入れたのです。
雨風をしのげる立派な家があり、食べるものに困ることはなく、夫が毎月お給料を持って帰ってきてくれる。
幼い頃の私が喉から手が出るほど欲しかった「普通」が、そこにはありました。
「私は幸せだ。これで私の人生は完璧だ」
最初はそう信じて疑いませんでした。
しかし、時間が経つにつれて、私の心の中に「ある違和感」が少しずつ、けれど確実に広がっていったのです。
それは、スーパーでお買い物をしている時や、友人とランチに行く時など、日常の些細な瞬間に顔を出しました。
「これは彼が一生懸命稼いでくれたお金だから……」
「私自身は1円も生み出していないのだから、無駄遣いはできない」
自分のためにお金を使うことに対して、まるで罪を犯しているかのような強烈な罪悪感と、金銭的な無力感に苛まれるようになりました。
美容院に行くのも、新しいお洋服を一着買うのにも、いちいち夫の顔色をうかがい、心の中で「ごめんなさい」と謝る日々。
いつしか私は、「養ってもらっている存在なのだから」と、自分の意見を押し殺すようになっていました。
夫に対して無意識のうちにへりくだり、自分の価値をどんどんと値踏みして、小さく縮こまってしまったのです。
夢を叶えたはずの場所は、私にとって安心で安全な場所ではなく、見えない「鳥籠」に変わっていました。
「妻として」「母として」の役割を完璧にこなすことだけが、私がこの家にいていい唯一の理由。
名前で呼ばれることはなくなり、「奥さん」「お母さん」と呼ばれる毎日の中で、社会から完全に切り離され、「私」という輪郭が透明になって消えていくような恐ろしい焦りを感じていました。
「こんなに恵まれているのに、どうして私は苦しいの?」
「不満を持つなんて、私はなんてワガママで罰当たりな人間なんだろう」
誰にも言えない涙を一人で流し、自分を責め続ける夜が幾度もありました。
でもね、どうか聞いてください。
もし今、あなたが過去の私と同じように「妻や母としての自分しかいない」という焦りや苦しみの中にいるのなら。
それは決して、あなたが悪いからではありません。感謝の気持ちが足りないからでも、贅沢な悩みなわけでもないのです。
あなたが感じているその苦しさの正体は、「自分の足で立っていないことへの根源的な恐怖」です。
魂の視点から見れば、それはとても自然で、むしろ素晴らしいことなのです。
あなたの魂は、ただ誰かに守られて鳥籠の中で安全に生きることだけを望んで生まれてきたわけではありません。
「私自身の力で人生を創造したい」「自分の足で大地を踏みしめ、自由に空を羽ばたきたい」
その焦りは、あなたの魂が本来の力を取り戻そうとしている、愛に満ちた目覚めのサインなのです。
鳥籠は、あなたを閉じ込めるものではありません。
本当は、あなた自身が「もう外へ飛び出しても大丈夫だよ」と気づくのを、じっと待ってくれているさなぎの殻のようなもの。
だから、苦しむ自分をもう責めないでくださいね。その焦りは、あなたがあなた自身の人生を生きようとしている、尊い命の輝きそのものなのですから。
次回は、その鳥籠の中で「自分」を生きることを完全に諦め、子どもたちだけを光として心に蓋をし続けた、私の20年間についてお話しします。
次回、第2話「夢を諦めた母と、輝く子どもたち」へと続きます。
どうぞ、あなたの中にある光を見つめながら、お待ちくださいね。
【珠海より】第1話「専業主婦」という鳥籠 | 珠海(みみ)先生|電話占いカリス