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占い師ブログ

月に願いを〜弐〜

明日は十五夜(旧暦15日の夜)、特に旧暦8月15日の月夜という意味で「中秋の名月」と呼ばれます。

旧暦においては7月〜9月が秋となります。
これは、その真ん中という意味で「中秋(仲秋)」という言葉を使います。

十五夜は本来は新月から満月までの15日目の夜の意で用いるのですが、暦と月の満ち欠けの周期が必ずしも一緒ではありませんので、十五夜と満月の日が重ならない年も出てまいります。

古くから秋の夜に、観月会やお月見、望月会と称し、月を愛でる宴を開いたりお供えを供えたりするようになったのは、秋の収穫期と深い繋がりがあります。

例えば、月とウサギのお話だけではなく、仏教や神道にも月の守護神や神様が登場します。
月の満ち欠けと潮の満ち引きは大きく結びついていて、人間の生死にも大きく影響することも信じられてきました。
そのため、古(いにしえ)から月の神様に収穫とご加護を感謝し祈りを捧げてきたのです。


いかがですか?
十五夜にお供え物をして、月を眺めることに興味がでてきませんか?


さて、今回は十五夜のお供えについてご説明します。

現代の住宅事情や生活習慣に沿った略式でご提案させていただきますね。

まず、代表的なものとして『ススキ』です。

これは稲穂を模したものと言われますが、門松同様、神様(神御霊)をいただく依り代(よりしろ)となります。

なぜススキかということには、収穫の感謝の象徴だけではなく、魔除けの意味が強くあります。
地域によっては、お月見が済んでもそれを軒先に吊し無病息災を願うところもあるようです。

ススキまたは稲穂のいずれかを1本、または奇数本準備していただきたいと思います。

難しい場合は秋の七草『萩(はぎ)の花、尾花(すすき)、葛花(くず)、撫子(なでしこ)の花、女朗花(おみなえし)、藤袴(ふじばかま)、桔梗(ききょう)の花』の中から代用することも可能と思います。
お月見の時期は店頭に並ぶことが多いと思いますが、それも入手が難しい場合は『榊(さかき)』も意味は通ると思います。


次に、お団子のような供物です。
出来ることなら、米の粉を丸めて作ったような白い団子やお餅をご用意いただきたいと思います。
お供えする数は3個以上であればいいと思います。

ここで大事なのは、陰陽五行の秋を意味する『白』、御力が宿るとする清い『白』がポイントです。
白いお団子やお菓子が難しい場合は、おにぎり(おむすび)で代用されることも可能かと思います。

このススキと白いお団子の他にも、「縁を強く繋ぐ」という意味で「蔓(つる)」の収穫物 『ぶどう』 などもお供えすることも、お勧めです.


他には可能な範囲で、里芋(芋類)、栗や柿のような秋の果物、野菜、お酒などをお供えになるといいと思います。
神様に捧げたお供えは、神饌(みけ)と呼び、神様の霊力が宿ったものです。

ぜひ、捨てずに少しでもお召し上がりになっていただきたいと思います。

十五夜の月には、願い事だけではなく、日々の感謝の心を祈っていただきたいと思います。


ここまで十五夜のお供えについてご紹介しましたが、ここからが月のパワーをいただくために是非追加でご用意いただきたいものです。

小さなお皿に乗る程度の少量でかまいませんので、お塩、お米(生の状態)、をご用意ください。
そして瓶やガラスコップにお水(お酒でも可)を1杯ご用意ください。

窓越しでもいいので、月の光があたる場所に十五夜の夜にお供えしてください。
そして、この3つは明日の十五夜から満月の6日の夜までそのままにしておいてください。

そしてこのお供えの下に半紙(白い紙)をひいておいてください。

この塩、米、水、紙を満月の夜に使いますので、ぜひ簡単でかまいませんので、お供えしてみてくださいね。


次回、このセットの使い方と、願い事の仕方をご紹介させていただきます。

月のパワーには浄化や魔除け、さらには自身の秘めたる力の解放にも繋がります。

普段お使いの香水や小物を月の光にあてたり、ご自身が飲んだりお風呂に入れたりする為のペットボトルのお水やお酒などを月の光にあてたり、月のパワーを身近にいただくことも出来るのではないでしょうか。

テレビを消して、秋の夜長に虫の声を聴きながら・・・

月の光を浴び、夜風を感じながら・・・

灯りを消して、月明かりでお気に入りの音楽を聴きながら・・・

月の神秘とロマンに想いを馳せてみてはいかかでしょうか。
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