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占い師ブログ

お米の浄化と厄除けパワーを・・・

11月23日、全国の神社で新嘗祭が斎行されました。

簡単には、先月ご紹介させていただきました神嘗祭同様に収穫を感謝し、新穀を神様に奉納するという祭典と言えます。

「嘗」という漢字には「神様に供する」という意味だけではなく「味わう」「ご馳走」という意味もあります。
文字が意味するように、神嘗祭では初穂(新穀)を天照大神に奉じて五穀豊穣を感謝するのに対し、新嘗祭は神様に奉じた後、宮中だけではなく、新穀を私たちも食するという一面があります。


前回のブログでご紹介しました、この「稲穂」にはすごいパワーがあり、闇を打ち破り光を呼ぶ強い浄化や結界力のあるものなのです。


今回はお米を食べてパワーを得るということを「おにぎり」「おむすび」を例にご紹介させていただきます。


「おむすび」と「おにぎり」の違いは、形や土地の風習や関東関西により異なりますが、今日はその語源と三角形という一面のみに焦点をあててご説明します。


まず「おむすび」を三角形として考えますと、古事記に記された三柱の神の中に「むすび(産巣日)」という共通の言葉がお名前にある「むすびの二神」と呼ばれる神様方に由来するのです。

特に万物を生み出し、五穀豊穣の神 「神産巣日神(かみむすびのかみ)」から、お米を結ぶ意味で「おむすび」という名前が付いたという説があります。

また、日本人は山や自然を神格化していたことから、三角形の形を山型になぞり、神様の力をいただく、神様との縁を結ぶという意味で形を三角形にしたという訳です。

つまり、おむすびには大地、水、太陽など自然の恵みが込められ、そこに神と人を、人と人を「むすぶ」神霊と霊力を宿すという願いが込められた命名なのです。


また「おにぎり」という言葉には、鬼切りという言葉に通じており、魔除けや厄除けからの命名といわれています。

皆さんは中国や韓流映画やドラマの中に、魔物や悪いもの(邪のもの)にお米を投げて祓うシーンをご覧になったことはないですか?
他にも産屋にお米を蒔いて神聖な場所に清めたり、葬儀での願解きに利用したり、結婚式でライスシャワーという名前で用いられたりします。

このようにお米を食べることには魔除けや厄除けに効果的な一面があり、お米(雑穀・古代米含む)自体に、浄化・清め祓う・生命力の強化や結界力のあるパワーフードという一面が強くあります。


神社や神仏をお祀りするところでは、お米は神様にお供えする供物としてだけではなく、「散米、打蒔」という地鎮祭や清祓い(家の浄化)などで儀礼に用います。

散米は、ご自身やご自宅にも応用できる身近な方法です。

また古くから魔を祓い浄化する、供養して清めるということに用いられることから、皆さんも神棚のお米は定期的に交換し、新米や初物を神棚だけではなくご先祖様にお供えなさってみてはいかがでしょうか。


話は戻りまして23日の新嘗祭は、戦後の過程で「勤労感謝の日」と名前は変えられてしまいましたが、本来は古来より受け継がれた収穫を祝い五穀豊穣を天地の神々に感謝する祭祀です。
春に豊かな実りを祈る祭祀である祈年祭があり、対になる神社では重要な祭祀です。


私たちは神仏のご加護や授与物への感謝の気持ちを忘れないことは大事なことです。
神仏に感謝を捧げる時は、専心の心、無心の感謝が求められます。

どうぞ純粋なお気持ちで、天地の神々への感謝の季節をお迎えください。


お米のパワーが、皆さまの人生の実りに繋がるようにと心からご祈念申しあげます。
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