今日は、彼岸の中日ですね。
そして制定された祝日であり、秋分の日でもあります。
秋分の日の意味は、祖先を敬い、亡くなった人を偲ぶ日です。
以前、春のお彼岸の頃(2016.3.19)のブログでご紹介させていただきましたが、お彼岸は陰と陽のバランスの取れた節目であると言えます。
実はお彼岸は、決して仏教だけの行事ということではないのです。
春には命あるもの全てへの感謝と豊作を願う意味で祖霊を祀り、秋には私たちの命を紡いで来てくださった先祖への感謝と収穫を祝い感謝するという自然信仰が基本にあって、その祖霊崇拝が仏教と結びついて日本に根付いたと考えられます。
ここで仏教的な彼岸の考え方だけではなく、皆さまに開運、願いを叶えるという一面から今日という1日を考えていただきたいと思います。
【彼岸】を【日願】とする考え方があります。
神道に限らず、太陽神、太陽信仰というように、神の象徴は太陽と関係すると耳にされたことはないですか?
祖先も亡くなって神へと近づく、つまり太陽に近い存在になると考えるということにもなります。
その太陽の軌道の節目と先祖供養が結びついたとも言えます。
昔から太陽と月は、運気に大きく関わるものとされてきました。
日願は、日に願うこと・・・
つまり、太陽が真東から昇り真西に沈むこの彼岸は、エネルギーが中庸(バランスが非常にいい状態)ということであり、運気のエネルギーの変わる時なのです。
こういう太陽のエネルギーバランスの節目は、願望が叶いやすいと昔から言われています。
この秋分、春分の日から特別な期間を設けて、願いを叶えるために願掛けをしたりする習わしもあります。
先祖を敬い、感謝と供養の気持ちが、皆さまの人生に大きな応援がいただけるものと信じています。
中国では、小豆の赤い色に魔除けのパワーがあるとされていました。
それを起源に、お彼岸に春は牡丹餅と呼び、秋にはお萩と呼ぶ小豆のお菓子が日本で広まりました。
小豆に限らず、亡くなった方の好物で故人を偲ばれるのも喜ばれます。
お墓参りやご仏壇に手を合わせるだけが供養ではないのです。
気持ちが大事で、コンビニのチョコレートでも飴玉でも大丈夫です。
「これをご先祖様に・・・」と一言添えて、ちょっと取り分けられるだけでいいのです。
今日は、太陽のエネルギーバランスの節目で、運気の流れを変えることの出来る日です。
あなたの願いは何ですか?
何かひとつ、新しい想いを心に強くしませんか?
皆さまの願いが叶うようにと、心から願っています。
神社でも秋季皇霊祭、秋分祭が行われます。
家庭でも先祖供養の行事や、初彼岸等の法要をなさる時期です。
私事ではございますが、神事専念のために今週の待機は縮小させていただいております。
どうぞ、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。
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