今日は、雛祭り。
元々は、「上巳(じょうし・じょうみ)の節句」といわれ、起源は、古来中国の上巳節からきています。
上巳とは、三月上旬の巳の日という意味です。
雛人形は「一人飾り」といって、女の子一人に対してひとつの人形を用意し、厄除けやお守り的な意味があるので、姉妹で分けあったり親から譲り受けたり受け継ぐことは避けるべきと云われています。
片付けも、三月三日が過ぎたら直ぐに片付けるべきと言われていますが、早々に片付けることもなく、いつまでも出しておくことで埃やお客様がいらしたときにだらしない!と思われたりと良い印象がないのと、季節感が損なわれるといった意味から、 直ぐに片付けるべきといわれているようです。
あとは、女の子がいつまでもお嫁にいかないで家に居ることはそこの家に何かしらの問題や難があると見られる傾向にあった昔の人の風習もあるようです。
なので、日を見てなるべく早く片付けて、来年、またお会いできるよう整えるのが良いですね♪
飾るときは「雨水の日」
片付けるときは「晴れの日」が良いとされています。
雛祭りで縁起の良い食べ物とされているのが、蓮根と海老の入ったちらし寿司や蛤のお吸い物。
菱餅とひなあられ。
白酒を邪気を祓うといわれている桃の花と一緒に飾り、お祝いをすることで一年の健康を祈ると良いでしょう。
特にお子様には、美味しいご飯に楽しいお菓子、キレイなお花がキレイなお人形と一緒に飾られているだけでも楽しいものです!
情緒豊かにさせてくれるものが少なくなっている今の時代。
古き良きものを見て、触れて感じるものが目の前にあること。
感受性を成長させ、心豊かな優しさや思いやりを育むためにも、日々ないことを季節を通して教え、知ることはとても大切です。
それが、今後大人になり家族を持ったときの愛情に変わり、受け継がれていく。
その流れが止められていっている今、目に見えないものから守られているということを忘れ去られている今、自分は一人で産まれてきたのではなくたくさんの愛情の中から存在していることを確認し、そしてお子様に伝える良い機会だと思います。
皆様にとって、楽しい雛祭りになることを願います♪
鳳皇
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