最近では男性の間でもにわかに脱毛が流行り始めているらしい
流行ると波に乗って悪徳業者も入り込んでくるのが世の常で、ローンを払ったのに最後まで施行されないとか強制的に契約させられたなど…
また脱毛サロンには結構高額な化粧水などが販売されていて、お試しとかで行ってみてもタダでは帰らせてもらえない(何らかの商品を買わされる)こともあるようだ
女性の間ではそういう事も話に聞いたりするが、男性の場合はそういう噂も知らない人が多いかもしれない
尤も男性で脱毛サロンを訪れる人の場合は最初から「契約するつもり」で訪問することが前提だろうから、特に男性の場合は化粧水とかも持っていない人が居たりするので、これを機に購入する人も案外多いのかもしれない
と言うよりむしろ「ラッキー売ってるじゃん」「(女性が圧倒的に多い)化粧品コーナーに行かずに済む」なんて人も結構居るかもしれない
現在では男性用化粧水とかも売ってたりするが、実は男性でも「女性用を好んで使う人も案外多いらしい」
本当かどうかは不明だが、成分に違いがあるという話を聞いたことがある
当然男女の肌質には違いがあり、男性の方が「皮脂が多い」傾向があるようだが「夜のお手入れ」には然程違いが無いだろう
何にしても契約には気をつけてほしいものだと思う
確か最近も「男性の脱毛サロンで契約が履行されない」詐欺があったと聞く
一昔前、専業主婦というのが流行った
例に漏れず私の母も専業主婦だった
なんというか「専業主婦で外で働かない」のがステータス的な風潮があった
本人たちは「自由がない」等不満はあったのかもしれないが、個人的には「自由」に見えた
更に「一度結婚したら余程でない限り離婚してはならない」的な風潮もあり、私も子供の頃から「あんた達がいるから離婚できない、あんたたちさえ居なければ」的なことを何度も聞かされて育ってきた
だからというのは責任転嫁みたいだが、私は比較的アッサリと(と言っても調停をしたのだが)離婚した
私は子どもたちの前で絶対に彼らの父親の悪口や喧嘩を聞かせたくなかった
逆に言うと私達兄弟は子供の頃から何度も父親の悪口を聞かせられ続けてきたということだ
例えばまだ私が幼稚園児の頃、母に手を引かれて社員旅行の父を駅まで迎えに行ったらしいのだが、その時に会社の若い女の子の肩を抱いて電車を降りてきたとか
(父は比較的男前だったが自分の容貌を気にしないタイプの人だったので、特定の人からは「ワイルド」に見えていたらしい)
実は私の父は大学時代に遭難したこともあり、新聞に「死亡」と出たらしい
(そりゃあ崖から滑り落ちて遭難(行方不明)になれば普通死んだと思われるだろう)
だから父は「俺は心臓だけは強い」というのが口癖だったようだ
(実際は心筋梗塞で亡くなった)
当時は(私には理解できなかったのだが)「毛深い」ことが男の勲章のような時期だった
だから海外の映画などでは「ベッドにもたれかかる男性が胸毛と腕毛で毛むくじゃら」なんてことが珍しくなかった
そういう方たちが現代の「男性でも脱毛する」風潮を見たらどう思うのだろう?
ただ私も「男性のすね毛と脇毛」は「あったほうが格好が良い」と思う質だ
腕毛も「濃くなければ平気」な方だ…好きではないが
だから今どきの男性たちから見たら、やはり私も「古いタイプの人間」なのだろう
ヒゲや背中の毛や腕の毛も「濃すぎなければ平気」な方だ
だが男性が(人から見える)ヒゲを脱毛して毎朝のヒゲソリ時間をなくしたいと思うのは「当たり前」だとも思う
だって仮に毎日ヒゲソリに10分かかっているとしたら、一生の間では相当多くの時間を無駄に捨てたことになる
私の友人の夫が「髭が濃い」人だった
朝髭をそって会社に行っても夕方仕事を終了する前にはヒゲが生えてくるのだそうだ
顔が青くなるのだという
でも彼もどちらかと言うと「古い人間」なので脱毛は今後もしないだろう
男性が脱毛し始めるようになったのは、多分ここ10年くらいではないだろうか?
きっと悩んでいた人は案外多かったのだと思うが、実際お金をかけて脱毛処理をする人はそんなには多くないのだろうと思う
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