人の人生はとても長い
そしてその時時で願望も幸せの度合いも変わる
あんなに好きだった彼なのに「顔も見たくない」ほど嫌いになったり、あんなに欲しかったものに関心がなくなったり
今のあなたは分からないかもしれないことが、後になったら「私が本当に欲しかったのはこれだ」と思うかもしれない
逆に「あんなに欲しかったのに、なんでこんな物欲しがったんだろう」と思うかもしれない
人は生きていればどんどん自分の嗜好も変わる
また「今がどん底だ」と思っても事態は変わっていくし気持ちも変わる
もっとどん底が来るかもしれないが、もっと楽しいこともきっとある
「神様は乗り越えられる試練しか与えない」という言葉がある
何らかの宗教を信仰しているなら、そういうのに頼ることもありだと思うが、そうでないなら普段から「神の存在」なんて信じたこともないのなら、きっと意味のない言葉だ
日本人は「特定の宗教を信仰していないから信じられない」と聞いたことがある
海外では自己紹介の時に信仰している宗教も言うのだと言うが、これまで日本人として生きてきて「宗教が自己紹介に含まれる」なんて考えたことすら無かった
だが「信仰があるから神様に背けない」と思っている人物でなければ信用ならないというのだ
日本で大震災が起きた時にも略奪みたいなことが起きず「並んで待つ」人に海外の人達が「驚愕した」と言っていたではないか
日本人は確かに「信仰心」は薄いかもしれないが、子供の頃から道徳を習っていて「悪いことをしてはならない」「周りの人たちから外れてはいけない」的な感覚が、むしろ強いのではないか?とすら思う
グローバル社会と言われ海外の人達と比較されることが多分増えているが、海外の人達のいい所は認めるとしても自分たちが「劣っている」と考える必要はないのだと思う
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