今のあなたがほしいのは何だろうか?
或いは「彼の心」とか「結婚」とか『物』とは別のものだろうか?
私達の頃はどんどん新しい家電製品が出てくるので「物欲の塊」みたいなところがあった
若い頃一年ほど付き合った彼は、当時出始めた「CDプレイヤー」に夢中になり、多分20万近かったと思うが迷うこと無くその場で予約を入れて購入していた
個人的には「何がそんなに彼の心をつかんだのか」理解できなかったが、その後私は当然のように「CD付きのパソコン」を購入している
一番最初のPCこそフロッピーディスクだったが、2台め以降は全部CD付きだ
WIN95→WIN XP→WIN7→WIN10と進んできたが、初号機のWIN95以外には全てCDがついている
私がCDを素晴らしいと思っているからではなく「ついてて当然」だからだ
フロッピー時代、1つのアプリケーションをインストールするのにフロッピーディスク5枚というのがあったが、それがたった1枚のCDに収まるどころか空き容量があったことを私は知った
私が結婚した当時には、婚礼家電は冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・炊飯器・ビデオデッキ・掃除機だった
(テレビは自宅から自分用を持ってきた)
多分「普通並」だったと思う
その後「乾燥機」を(子供が出来た時、親から)もらったが使うと電気代が月1〜2回の使用で5千円もかかるので、とても日常使いできるものではなかった
多分今では電子レンジではなく「オーブンレンジ」が主流のはずだから、最低でも5万円はするだろう
大型冷蔵庫も大抵は15万円くらいするし、今はCDデッキですら無く「ブルーレイデッキ」が主流だろう
掃除機だって「ロボット掃除機」を使う人が多そうだ
となると「結婚時の家電製品」にかかる費用は私達の当時より高額になっているはずだ
収入が上がらないことが問題になっているというのに、負担ばかり…
たとえ一人暮らしをしていて「家電製品の殆どをすでに持っている」と思っている場合でも、結婚するとなると「一人暮らし用家電」では買い替えが必要になる
その場では「何とかなる」と思っていても、実際に生活をしてみると同棲では気にならないことでも「不便」に気がつく
例えば冷蔵庫は「大型冷蔵庫」でなければ買い置きとか出来ないことに気がつく
本当に不思議なことだが、何故だか同棲時代にはそれが「普通・便利」と思っていたことが結婚となると突然「不自由さ」を感じたりする
専業主婦ならいざしらず、何らかの仕事をしていたら必ずしも毎日買い物に行けるとは限らない
同棲時代こそ「独身同士だからお互い働いている」のが当然なのだが、何故だか同棲時代にはあまり不便と感じないが、結婚となると「二人の生活を円滑に進める」事が目的なので、たぶん考え方そのものが変わるのだろう
私の夫だった人は、私が残業で遅くなると「主婦に残業させるなんて非常識だ」と怒った
そのくせ自分の会社のパート社員が「時間ぴったりで(仕事が残っていても)帰る」と愚痴を言っていた
それって「二人の生活」ではなく「自分の事」しか考えてないじゃん的な…
一人暮らし用の小型で機能がない1万円程度の電子レンジではなく多機能のオーブンレンジや水蒸気の電子レンジが欲しくなる
洗濯機だって一人暮らしの時の「一番安い学生用の洗濯機」ではなく、もっと様々な機能のある洗濯機や何だったら乾燥機付きのドラム洗濯機が欲しくなるだろう
二人の生活環境をよりよく保つために少しずつでも買い替えたくなるはずだ
食器類だって見栄えのいいものを揃えたくなる
「二人の世界」を作りたくなるはずだ
愛はお金ではない「心だ」と思いたいが、この世は少しだけ汚れていて綺麗事では済まないことが多い
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