私たちはこの言葉を「悪い意味」で使うことが殆どだ
逆に「空気を読む」というのは「日本人気質」の根幹のようなところがある
元々日本人というのは空気を読んで「周りに合わせる」人種だった
島国で「周りの人たちと仲良くしなければ生きていけない」環境だったことも理由かもしれない
私たちは時に「空気を読まなきゃいけない」的に強迫観念を持つことさえある
例えばコロナの最中、幼児でさえマスクをしていた
日本は「憲法で自由が認められている」のだが、日本でも緊急事態宣言が発令されたものの「自粛要請」はあったが強制力はないものだった
だが飲食店は殆どが自粛要請に従って、中には倒産してしまう飲食店さえあった
アメリカでは外出禁止令が発令され、その法律の日本との違いに驚いた人も多かったのではないだろうか?
それは日本での「自粛」とは全く違い、違反者には罰則も伴うほどの厳しい処置がされた
日本も日々「自粛を守らない人達」のニュースが流れたりしたが、そして全く罰則がなかった訳では無いが欧米程の厳しい制限は無かった
不思議なことに「自粛」というゆるいやり方だったにも関わらず、私達日本人は「守る人が殆ど」だった
もちろんコロナには「欧米人でも従わせる程の危機感」を人類に与えたことに間違いはない
本来特にアメリカ人というのは「何より自由を尊重するお国柄」だ
多分欧米諸国に「空気を読む」という言葉が存在していたとしても、多分それは「あまり良い意味ではない」のではないだろうか?
或いはもっと「強制力のある場面を想定しての言葉」なのではないだろうか?
空気を読んで自分の意見を飲み込むことこそ「悪い」と判断されそうだ
もちろん英語にも似たような表現の言葉は存在するようだが微妙にニュアンスが違うようだ
何故日本では「空気を読めない」ことが「悪」となっているのだろう?
日本では昔から「同調圧力」「長いものに巻かれる」「右へ習う」という言葉が存在した
つまり「口に出しては言わないけど、周りの人たちの圧力に負けて受け入れる」「不満はあっても周りに合わせる」的なことが、多分もともとあったのだろう
「空気を読む」というのは、多分周りの人たちとの協調性や他の人達に合わせるという意味ではきっと「便利」「有利」なことが多いのだろう
そして話し合いの席を「早く終わらせる」効果があるのだろう
だが本当に「空気を読まない人は悪」なのだろうか?
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