あなた方もお母さんになったら「テレビゲームに制限」とかするようになるのだろうか?
私はどちらかというと逆で、まだ子どもたちが小さい頃から(まだファミコン時代から)「某子供番組」が検収&作成した幼児用のテレビゲームを購入して子供に操作方法などを教えた
たしか色々な果物が描かれている画面から「みかんは幾つ」とか数えるようなゲームだったように思う
だが残念ながら子どもたちは、私がわざわざゲーム販売店に行って購入した幼児用テレビゲームではなく、私が中古で購入して遊んでいたロールプレイングゲームに関心を示した
まだひらがなさえ読めなかった子たちなので「文章を読まないと進められないロールプレイングゲーム」に関心を示すなどと思いもしなかったし、そんな物が出来るはずもないと思っていた
なので最初は中古ならではの特権を生かして、既に誰かがクリアした「最強に育っている」…少なくとも「最後のボスをやっつける程度の強さはあるキャラクター(保存済)の呼び出し方を教えて、最初の比較的弱い敵たちを退治する遊びを教えた
だが気がつけば奴らは「最初からゲームを開始する術」を覚えた
教えてなかったのに…
なので我が家の子たちは「鎧」とか「兜」とか「剣」と言った言葉をすぐに読むようになった
広告や新聞紙を丸めて剣を作り戦いごっこをするようになった
「宿屋」とか「教会」とか「武器屋」とか「防具屋」とか「道具屋」とか、一体どこで覚えたのか理解できないが読めるようになっていた
もちろん学校の先生が教えてくれるはずもないし、そもそも読むことは出来ても書けなかっただろう
だが実際に(ゲーム内で)店に入ってみて販売しているものを見て理解していったのだろう
私より先に「ルーンの使い方」とか「どの魔法がどういう効果」とかを覚えていたのは衝撃だった
辞書も使わず、学校でも習わないそれらをどのように覚えたのか私には分からない
気がついたら、ひらがなも漢字も読むようになり、自分で(どこまで理解できているのか分からないが)ゲームの最初からストーリーを進めることが出来るようになっていた
小学生の1年生とか幼稚園児とかが「大人と同じスピードで文章を読んで理解する」のは難しかったはずだ
だが彼らは知らないうちに出来るようになっていた
いや、漢字やひらがな・カタカナ覚えるからゲームを許容しろなんて思っちゃいない
それぞれの家庭のルールや考え方で決めれば良いことだ
ともかく彼らは家で結構好きなようにゲームをしていたが、夜の10時過ぎからは「テレビゲームはママの時間」だった
好きな時間に好きなだけゲームしていたからか、すんなりと明け渡すのだった
ママは昼間仕事でテレビゲームを出来ないから「可愛そう」と思っていたのかもしれない
「何時間やってるの、もうゲーム止めなさい」なんて一度も言ったことがなかった
子供の頃、思ったことはないだろうか?
「掃除しなさい」今やろうと思ってたのに
「宿題やったの?」今やろうと思ってたのに
「早くお風呂入っちゃいなさい」今入ろうと思ってたのに
「もう寝なさい」もう寝ようと思ってたのに
何故かお母さんはそういうバッドタイミングで「○○しなさい」と言う
多くの人は「親にゲームを中断させられた」記憶があるのではないだろうか?
でも今では「中断させたことが理解できる」のかもしれない
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