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最近よく見かけるのは、無人販売機が設置してある店舗に窃盗犯が入って商品が盗み出される映像とか、神社の賽銭入れからお金が盗まれる映像とか、深夜に店舗に強盗が押し入ってレジのお金を盗む映像とか

先日なんかは、コインランドリーから女性用の下着を盗む映像なんてのもあった

最近では市中の監視カメラだけでなく、各家庭にも監視カメラが設置してあることもあるし、場合によっては「たまたま通りかかった車のドライブカメラ映像」なんてのもあるから、誰でも始終監視されているようなものだ

市中に監視カメラが設置され始めた頃、たしか一時期問題提起した人たちが居たように思う

・常に監視されているみたいで人権侵害とか

・そんなに市民が信用出来ないのかとか

・監視カメラの中で生活するなんて息が詰まるとか

だが多分現在はもっとどんどん監視カメラ自体が増えていて、それこそ一般家庭からドライブレコーダーまで「市民が自ら設置する」ケースがどんどん増えている

価格さえ高額なものを選べば長時間録画できたり、自動車の振動やセンサーで録画機能が作動したり、画面が鮮明だったりするのでそういったものを自ら設置する人が増えている

場合によっては1箇所だけでなく何個も設置したりする

それは何故か?

自分が事故や犯罪に巻き込まれた時に「証拠映像」として提出したり、犯人検挙に協力するためだ

多分最近急に犯罪が増えたわけではないだろう

たぶん元々多くの犯罪があったが、場合によっては「証拠がなかった」だけなのかもしれない

確か以前にも書いたことがあると思うが、あるお笑い芸人がホテルの目の前のコンビニに行くのに、ホテルの目の前の道路を渡ればすぐなのに、そして田舎の深夜だから車が一台も走っていないのに、どこで誰が盗撮しているかわからないから100m先の信号まで歩いて道路を渡った的なことを話していて「俺、何やってんだろう」と泣けてきた的な話をしていたが、実際これが都会だったら(芸能人は特に)どこに居ても「カメラに晒されている」状態なのだろう

実際私たちは市中の監視カメラやドライブレコーダーだけではなく、ちょっと何か珍しいことでもあれば(例えば上から落ちてきた何かにあたって怪我したとか)「スマホを掲げた人々がゾロゾロ寄ってきて被写体になる」だろう

たとえ一般人でも…

例えば「事故を起こした時」なども、どこからか「現場映像」が提出される

えっ、一体誰が撮影していたの的な画像がどこからか出てくる

そんな映像をニュースやワイドショーで見て「便利」だとしか感じていないが、実は私たちは自分でも気が付かない間に色々なところでカメラに写っているのかもしれない

もちろん今のところは悪用などされていないようだが…