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聖花物語〜高千穂〜

聖花(せいか)先生

2013/09/13 01:03

聖花(せいか)先生



思い起こせば、
K美にその店に誘われる
ほんの3日くらい前に

この物語は始まっていたのである…

実は上司たちの仕事のお供で行った
宮崎出張から帰ってきたばかりであった…

その際の仕事のわずかな空き時間に
一人で高千穂神社に向かったのである…

20数年前の話なので
パワースポットなどという言葉も
世の中でメジャーでなく

私自身、高千穂どころか、始めての
宮崎県訪問だったので

まだ若い私には少々の勇気が必要だった


でも
どうしても行っておかなくちゃと
使命感に駆られていた…


なぜならその一週間前に
結婚まで考えた彼と別れたばかりで


自分自身、もう私に一生
ご縁のある人なんて現れないのではないか?


という根拠のない不安に駆られ
どうしようもなく…


そんなときに偶然仕事で行った
宮崎にある
『高千穂神社』の存在を知り…


これは何か
自分にとっての、大切な分岐点になる!

という、これまた根拠のない
確信に満ちて、ひとり向かった


私が着いたのが夕刻のせいか
こんなに有名な神社なのに

人の気配がまったくせず…

背筋にうら寒いものを感じながら
うっそうとした境内を

たったひとり…

怖さと心細さで倒れそうになりながら
上って行ったことだけは忘れられない…

でも私は

ここで人生を好転させたい!
ホントの幸せをつかみたい‼

という切なる想いと覚悟だけが
私の背を押してくれた…

神さまの前で
自分の想いを、必死に伝え…

必ずお礼に来ますから‼

というような若さゆえの
少々強引な願い方だったかもしれないが

長かったような短かかったような
時間がすぎ…

気がつくと、あたりは
もう薄暗くなろうとしていた

不気味さは一層増していた

でも
私はどうしても『お守り』が
欲しかった…

が、ホントに人影もない…

声をかけたけど、
何しろ宮司も誰もいない…


でも見渡すと
売所には、誰もいないのに
『お守り』が

持って行け…と
言わんばかりに置いてあった…

もう一度声をかけても誰もいない…

私は覚悟を決めて
1000円札を、売所のドアにはさみ

お守りをひとつ頂いて帰った…


帰りの階段はまた、行きよりも
より一層気味わるく

木々の不規則なワサワサという音は

絶対何かいる‼

存在を感じないわけにはいかないほど恐ろしかった…


〜つづく〜












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