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聖花物語〜出会い編B〜

聖花(せいか)先生

2013/09/12 01:01

聖花(せいか)先生


料理もすっかり食べ終わり
K美も、おしゃべりに満足し終えた頃


明日も仕事を控えていることだし
そろそろ帰ろうか〜?


と切り出した…


ホンネを言えば
そのころ、原因不明の
胃痛に悩まされていたし

私には十分な休養が必要であった…


お会計をするため
玄関近くのレジに行くと

オーナー店長が出てきて


お料理はいかがでしたか?


とこぼれるほどの笑顔で聞いてきた

もちろん


美味しかったです〜❤


とカンパツ入れずに答えると


よろしかったら、ご芳名帳に
お書き下さい…


と言ってきた


当時は、今のような
『個人情報…』
というような
なんだか世知辛い言葉もなく

気に入ったお店に、ご芳名帳があれば

とくに警戒することもなく
みんな、名前・住所・電話番号までご丁寧に書いて遺す…


という習慣に
なんの疑問も持たなかった
のんびりした時代でもあった…


.。o○o。.★.。o○o。.☆.。o○o。.★.。o○o。.☆



一週間ほどして
彼から電話があった…

忙しい日常に流され

その店に行ったことさえ
もう忘れかけていた頃だった


最初は誰だか全くわからなくて
理解するのに、1分は考えなくてはならなかった…


これが世にいう

『運命の人との出会い』

ならば、というか結果的にそうだったのに…


私はかなり鈍感だったのだろう…


良かったら食事にでも行きませんか?


彼はそう言った…ように思う…


それでも鈍い私は

新手のナンパかなんか⁉
それとも誰にでもそう言って
誘ってるの⁉



という疑問で
アタマがクルクルしていた…(@_@)


〜つづく〜










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