
生まれた時から人は傍に大切な人が居ます。そして育ち、その大切な人から、自分が愛おしく思える人を見つけ歩んでいきます。
ですが不思議なことに、大切な人や愛おしい人に対して、人は自分の考えや感情を押し付けようとしてしまい、大変苦しむという事が起こります。
そもそも人は、生まれた時から性格や感覚、感じ方や考え方がそれぞれ親兄弟でさえも異なります。それは、この世に生まれた最大の課題『愛を学ぶ』為に必要な事柄なのです。
生きていくと楽しいことも沢山あるかと思いますが、同時に辛いことや悲しいことも起こりますね。後者の経験により人は、知らず知らずに自分という存在を見失ってしまうのです。
自分という存在を見失ってしまった状態ですと恋人や家族、そして友人、時にはペットに『自分という存在』を一途に思ってもらおうと相手に自分を押し付けるようになります。
分かりやすく例えますと、海でおぼれそうになったところに500mlの空のペットボトルが流れてきて、必死にそのペットボトルに縋り付くのか、もしくは「こんなもので助かるわけがない」と自分の価値観を押し付けて目に入れないのかもしれません。
ですが、本当はこの小さなペットボトルもおぼれている人がきちんと身を任せることが出来ると、浮き輪の役目を果たしてくれて身体を浮かせることが出来たりするのです。
自分が助かりたいからペットボトルに身を任せるのか(自分はこう思うから、自分を大事に思い身を任せてみる)、こんな小さなペットボトルなんか頼りにならないから掴むこともしない(自分の勝手な価値観を押し付けることで、せっかくのチャンスを逃す)のか…
人間関係や恋愛もそうです。自分とは違う存在の相手がいて自分がいる。その違う二つを上手に調和させながら築いていくものなのだと思います。時に家族や仲間、恋人は自分の映し鏡であるということもいいますね。
映し鏡だということは、自分が変われば相手も変化するということ。相手を変えたかったら自分が変わりなさい!ともよく耳にします。
人は支えあって生きていくもの。相手を支えるためには、まず自分自身の足でしっかり自分を支えることが出来なければ相手を支えることは難しいと思います。
あなたはあなたで、わたしではないし、わたしにもなれません。
わたしはわたしで、あなたでもないし、あなたにもなれない。
自分という存在をよく知り受け入れることで、あいてを受け入れ尊重しながらお互いに支えあっていくということが出来たら、どんなに心穏やかな時間が増えることでしょう。
珠央
あなたはあなた、わたしはわたし。 | 珠央(ミオ)先生|電話占いカリス