占い師インタビュー：諸縁（ゆかり）先生｜電話占いカリス

私には物心ついた頃から人の感覚や気持ちが入り込んでくるようなことがありました。

もちろん、それを「不思議な感覚である」と認識したことは当時はありませんでした。

ただ、辛い思いをしているであろう人からは痛いほど辛い感覚を、また、幸福な方からは弾むような感覚を、無理に言葉にすると端的になりますが、これにより、人の気持ちを優先せねばならないルールが出来上がり、子どもらしくない子供時代を過ごしました。

何かを思い切り楽しむことが許されない子供時代で苦しむことが多く、いつしかその理由を探すようになりました。
これが何かしらかの能力であることに気づいたのは、形としての占いに出会った時でした。

わたしの初めての占いとの出会いは、占いを受けたのではなく、自らが人の痛みやくるしさを感じ取る理由を知りたく、少しでも手掛かりを探していた時、タロットカードを購入したことがきっかけとなりました。

タロットという解釈を通して、人の運命を捉え、その流れや起源を探ろうとすることは、私にとって今までの違和感を解消するヒントになるのではないかと感じたのです。

占い師になろうと思ったきっかけ、というより、結果的に占い師になった理由は、実は「お金」でした。

と言っても、お金が欲しくて占い師になったわけではありません。

人を知ろうと思うあまりに、たくさんの方々を無料で鑑定させていただきました。
特にそこからお金を取ることは何も考えていなかったのが事実です。

ただ、ある日何度か鑑定させていただいている方から「お金をとってくれないと、依頼しづらい」と言われました。

これは私にとっては驚きでした。
そうか、お金というものはこういう時、逆に必要な線引きなのだ、と気づいたのです。

それから結果的にお金をいただくようになり、占い師を生業とするようになりました。

ですから、どちらかというと、人を知りたくて、その感情や感覚、また、生きる流れ、すなわち運命とはなんなのか、それを知りたくてがむしゃらに走って、ここに立っているというのが答えです。

私が得意とする占いは、なりかわり、というものです。

タロットから占いの世界に入った私は、さまざまな占いの手法や道具を経験し、そこから離れ、自らの力をそのまま使うようになりました。

そこに敢えて名前をつけた占術が「なりかわり」です。

もともとこれで苦しんできた能力ですから、それを道具として使うことには躊躇がありました。

しかし、結局タロットを使っても、水晶を使っても、統計を使っても、その根底にはこの力が流れており、結局ここを避けて通れないのです。

だとすれば真正面から向き合うべきと考え、人を内側から脈々と血液の流れのようにリアルに感じ取ることをストレートに使い、その延長線上でわかる未来や、対策、また、風水術や、気の流れなどを総合し、皆様お一人お一人にお伝えする鑑定をさせていただいております。

心構えや準備は必要ありません。

徒然と、とりとめなく話していただいても、はっきりと目的を持って話していただいても結構です。

ただ一つだけ、悩んでいる方は、どうして悩んでいるのか、何を悩んでいるのか、それをお聞かせ願えればと思います。

どの人になりかわり、どの部分をお答えするのがベストなのか、それを私が判断するためです。

何よりも気軽に質問をいただいたり、質問でなくとも、話したいことをお話いただければ、先の明るい未来に役立つことを鑑定し、提案できることと思います。

私の写真のイメージと、話した感じが違うようで、緊張してお電話くださる方も多いですが、ぜひ気軽な気持ちからお話しいただければと思います。

軽く話していただいても、物事の解決の核を見逃すことはありません。ぜひご安心くださいね。

私にとっての占いとは、「人を知るため」の一つの方法であると思っています。
同時に、問題解決の1番の手がかりを提示してくれるものと思っています。

ですから、皆様の鑑定をさせていただく時は、お一人ずつのお人柄や、魂そのもの、そして、これから先の道行など、様々な物事が私のなりかわりによってわかってきます。

故に、改善すべき事柄や、道を変えるための方法がしっかり提案できるのです。

何よりも、いま、目の前の現実を動かすために占いを使うことも、具体的な問題解決の一つとして身近にあるべき選択肢と思っています。

占いは、自らを助け、人を助ける為にあるものと考えます。

不思議なものではなく、人の生き方や、魂を知る一つの手段です。

この能力により苦労したこともありますが、使いこなすことができるようになった今、占いは、私にとっても無くてはならないものです。

自分自身身についたなと感じるのは、やはり気の流れの感じ方です。

気は、空気も気、気持ちも気、運気も気、と言うように、さまざまに影響するものです。

これを如何にしてコントロールするのか、暮らしの中にどのようにその術を取り入れていくのか、それを生で感じ、体感できる機会でした。

その中で暮らすこと、どのように気の流れをよくしてゆくか、それらはやはり、身についてきたと感じられます。

また、人としても、とにかく言葉も通じない、知らない初めての場所でどんどん勝手に冒険しましたので笑、より精神的にも強くなれたように感じられます。

何歳になっても学びであり、どのように苦労したとしても修行を続けていこうという考えですから、ここにとどまらず、これからも日々の学びを続けようという強い決意が生まれました。

気づきがあったこととしては、占いや、風水的なことはもちろんですが、人と人の繋がりについては、学ぶところがありました。

わたしが行った場所は少々特殊だったかもしれませんが、何をするとしても、人との繋がりが全てでした。
暮らしに関することはなんでも人に協力してもらい、また、こちらも協力するのが当然なのです。

他人の家が大変な時、我が家が大変なことと同じように労力や時間を注ぐことが日常的に行われていました。

そうしなければ孤立し、暮らしがし辛くなるとのことでした。

個を大切にする事が多くなった現代、このような協力体制は煩わしさもありますが、逆に、私たちが日々の中で感じやすい、個を大切にする故の精神的孤独や心の闇とは離れた日々であったように感じます。

個を大切にすることと、繋がりを大切にすること、どちらのメリットも、デメリットも、知ることができました。

これは一つの気づきと言えるように思います。

まず、占いというよりは、スピリチュアルな考えは街中にごく普通に取り入れられており、かなり多く目立ったのは、さまざまな神仏のグッズや、彫刻などを専門的に売るお店です。

買うというよりはお迎えするという考えで、家々ではごく身近に、習慣的に神仏とのコミニケーションが行われていることが多い様子でした。

宗教などはさまざまとしても、目に見えないものとのコミニケーションは、どのような人々も大切にしていることを感じました。

それは、日本よりももっと普遍的であり、もちろんその中の一つとして占いも存在しているように見られました。

占いとしては、やはり手相や、易や、統計学的なものが多いようです。

それよりも身近に、風水的な考え方や、昔からの土地土地に伝わる風習などの影響は、日本よりも強いように感じられました。

私個人の生き方、考え方として、叶えたいことを絶対に諦めてはならないということを大切にしています。

私自身が幼い頃から苦労し、そこで悟ったこととして、いろいろなことを我慢して生きていくのは後に後悔しか残らないことなので、取り戻せない後悔をするよりは、今出来る限りのことをして、出来る限り物事を叶えていくという考えなのです。

ですので、鑑定に挑ませていただく際も、私個人ももちろんそうですし、お客様全員にも叶えたいことを絶対に諦めていただきたくはないと思っております。

辛い思いをしたり、我慢をして、そのまま諦めてしまう人生ではいけない。絶対に幸せを掴む。

今の状況を覆し、全力で願いを叶えるお手伝いをしたいと思う、そのモチベーションで走っています。

維持をするというより、その情熱が混々と湧いてくるのです。

鑑定師として、私個人が現在幸せでなければご相談を伺う資格なしと考えております。

リフレッシュ方法は、ただ一つ、プライベートの充実です。

恋愛においても、友人関係においても、趣味においても、短時間でもできる限り良い時間を作るよう心がけています。

もちろん生きていく上で、辛く苦しいこともあります。
しかし、できるだけ早く解決し、極力幸福な時間を増やせるよう、工夫しています。

ポイントは、自分が嬉しいと感じる、楽しいと感じることは何か、をしっかり見極めておくこと。
純粋に何をすることが幸せか、よく分析しておくことです。

自分で自分を喜ばせることをスケジュールの中に入れること、その時間を過ごすこと。

これが私のリフレッシュに繋がっています。

ちなみに、癒しグッズ…ではありませんが、癒しは飼っている犬と猫です(o^^o)

・「鶏口牛後」
鶏口と為るも、牛後と為る無かれ、の略です。
大きな組織で下にいるより、小さな組織でもリーダーであれ、という意味です。
これは、亡くなった父が私に残した言葉です。仕事だけでなく、何においても、目指す精神は大切だと考えています。

・「全てが人並みにうまく行きますように」
これは私が非常に敬愛するミュージシャンの方の歌詞の一部です。
私の思春期に、強く影響を与えた言葉です。当たり前の幸せを、当たり前に皆が願って良いのだということを改めて感じた歌詞です。

・「人は仏にはなれない」
これには続きがあり、この続きは私が考えた言葉なのですが、「しかし、仏を目指すことはできる」。
仏にはなれない、で切り捨てるのではなく、それでも仏を目指しても良い。その努力を怠ってはならない。私はそう思うのです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

私が皆様にお伝えしたいのは、どんな悩みがあっても、どんな後悔や苦しみがあっても、必ず状況を覆す糸口はあるということ。

八方塞がりの八方目は、自分で塞いでいるもの。出口を見つけ出すお手伝いを全力で行います。

どのような願いでも、臆さず、叶える為の道を進みましょう！

自分の希望することに胸を張り、絶対に叶えたいと願ってください。

私がしっかり背中を押します。
不安があっても、必ず味方となり、少しでも前に進めるように共に歩みますからご安心くださいませ。私がお話を伺うからには、一人にはしません。

皆様お一人お一人のお悩み、願いを共有し、共に背負います。ご自身だけで抱えることなく、ぜひ、私にお話くださいませ。

共に、明るい未来に向かいましょう！皆様のお話をお聞きするのを楽しみにしております。