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人間であれば、誰もが
１度は思ったりすると思いますけど…

「思い通りになったらいいのに！」

相手の行動だったり、
お金の動きだったり、
何かしら自分の中で「思い通りになってない」と感じている動きを

『思い通りにしたい！』

と思うことはあると思います。
タマに思うぐらいなら良いんですけど。
常にどこかで

『思い通りにしたい！』

と思い続けているとしたら、
それは心と頭の中が“不健康”な状態に
なっていると言えます(~_~;)

これは、私自身も
経験したことがあることですけど。
あまりに「失敗、挫折」を怖がり過ぎると、

『思い通りにしたい！』という思いが強くなります。

本当は…「失敗、挫折」という体験は、
上手に活用すれば【方向転換】が出来るチャンスとして利用することができます。

あの発明王のエジソンさんが、

「私は失敗したことがない。
　ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。」

なんて言葉を残しているように、
失敗は「単なる経験の１つ」なんですよね。
やっちゃいけない経験とかじゃないんです。

しかも「うまく行く方法に気付くため」の経験だったりするものです。私の実感としても、

・私という人間に合った方法を見つけるため

どうしても「失敗、挫折」という経験が起きる時がああった。…という感じです。自分のクセに気付ける経験になるんですよね。

この事に気付いてから、
私も随分と「失敗、挫折」を怖がらずに
済むようになりました。

最初に【方向転換】が出来るチャンスと書きましたけど「やり方や考え方」を変えるチャンスなんですよね。
ところが、この

「やり方や考え方を変えるチャンス」

って、上手くいっている状態だと、
どうしても起きにくいです。

・親の言う通りに生きてきて、失敗が少ない人生を歩んできた人
・他人に合わせて生きてきて、失敗が少ない人生を歩んできた人

というのも「やり方や考え方を変えるチャンス」に巡り会えていないので、同じやり方を繰り返していることが多いです。

どこかで「失敗、挫折」を悪いことだと
信じ込み過ぎて避けて、変わるチャンスを失っている状態なんですよね。

・思っている通りに動けば、現実は思い通りになる

ワケじゃないんですよね。
現実というものは、不思議な部分があるので、

・思っている通りに動いても、思い通りにならない

そういった事も普通に起きてきます。
だから『思い通りにしたい！』という思いが
叶っても、現実も上手くいくとは限らないんですね。

それでも『思い通りにしたい！』と
強く望んでしまうのも、それだけ

「失敗、挫折」が自分の人生を
必ず悪くしてしまうものだと間違って、
信じ込んでしまっているからなんですよね…。

むしろ現実が上手くいきやすい時は、
気分よく過ごせている時の方が多いので、
『思い通りにしたい！』とギラついている時じゃないことは確かです。

そして「失敗、挫折」を上手に利用するためには、
その体験をした自分を嫌わないで、責め過ぎないことです。

「こんな失敗して私ダメだ！」
「こんなことで挫折する私は情けない」

なんてことを思わないであげることです。

「失敗したけど、挑戦した自分はスゴイ」
「挫折したけど、それだけ願望が強かった証拠だ」

などなど、とにかく
失敗や挫折を体験してしまった自分の
“良いところ”に注目してあげることです。

どうしても人間誰でも“悪いところ”に注目すると、
そこが消えたら良くなると信じて、無理やりに消そうとしてしまいがち。

例えば「失敗」したのは、
自分が「準備不足」でなったと思っていたとしたら、

どうにかして「準備不足」を自分の中から
消そう消そうと無理して頑張るでしょう。
でも、どんなに消そうとしても難しいです。

どんなに自分が準備万端に整えても、
外からの影響で「準備不足」になる事は起きます。

そして実際は「準備不足」につながるような、
何かしらのクセが、その人の中にあった可能性が高くて、それが邪魔しているダケだったりします。

その人は「文章は面倒に思って流し読み」をするクセがあったとして、そのクセがそもそも「準備不足」の原因になってたりする…そんな感じです。

小さな頃から、
親から「失敗、挫折」を悪いものだと言われず、
それも大切な体験の１つだと教わっていて、

自分の“悪いところ”に注目し過ぎず、
自分の“良いところ”に注目するクセを持っている人であれば、

『思い通りにしたい！』

そんな思いすらも、
そこまで強く持ってなかったりもします。

その時々の反応や対応の仕方次第で、
どっちにでも変わるということを知っている感じなんです。

多くの出来事は、自分のクセが原因になって、
上手くいかない出来事が起きてたりするので、
『反応、対応の仕方』を変えれば、

起きてくる出来事も自然と変わるんですよね。

ちなみに、人間関係でいくと。
自分の中にある「相手に対する思い」が
『反応、対応の仕方』の部分になるので、

・相手の“悪いところ”に注目しやすい人

は、どんなに相手を思いやっているつもりでも、
どこかで「責めているエネルギー」を相手に感じさせてしまうので、相手との関係が悪化しやすいです。

・相手の“良いところ”に注目しやすい人

の方が、そこまで相手のことを好きじゃなくても、
どこかで「褒めているエネルギー」を相手に感じさせてしまうので、相手との関係が改善しやすいです。

また相手が自分自身…という感じで、自分に対しても“悪いところ”を注目していると、どうしても「責めているエネルギー」を周りの人に感じさせてしまうので、

周りの人の事を悪く思っていなくても、なぜだか相手との関係が悪くなりやすい…という場合もあります。

どんな人とも出来るだけ、
良い関係を作りたいと思うのであれば、

・相手の“良いところ”
・自分の“良いところ”

に注目しておくクセを持っておく方が、
実は良かったりするワケです♪

ちなみに“悪いところ”に注目しやすい人は、
自然と「10％よりも100％満たして欲しい！」と思いやすいので、相手にも自分にも完全を求めやすいです。

逆に“良いところ”に注目しやすい人は、
自然と「10％でも満たしてくれた！」と思いやすいので、相手にも自分にも完全を求めにくいです。

それでも、世の中には、
どれだけ親切な対応をしても自分の事を
嫌ってくる人が「10％」存在して、

特別何かをしてなくても自分の事を
好いてくれる人が「20%」存在するそうです。

この「好かれる嫌われる」ということに
注目してしまうクセも、小さな頃に思ったように
愛されなかった人達が持ちやすい感覚なので。

「好き嫌いを気にしちゃう自分も、
　今までの育った環境を考えると分かるわ。
　仕方ないわ。それだけ愛されたかった！と
　強く思っていた証拠よ」

ぐらいに思っていて良いと思っていますけどネ♪
どんなクセも「たまたま身に付いた習慣」なダケです。

なので、
どんな「失敗、挫折」をしても、
どんなクセを発見したとしても、

・「失敗、挫折」する自分はダメ
・こんなクセがある自分はダメ

じゃなくて、

・「失敗、挫折」があるのは、自分の意志で生きてる挑戦してる証拠
・色んなクセがある人間って面白い

そんな感じで、思っていて良いと思いますし、
実際に会って話してて魅力的だと感じる人達は、

・失敗や挫折を笑って話せる人
・自分の色んなクセを笑って話せる人

になるとも感じているので、
本当は、そこまで避けなくても良いものだと
みんなどこかで知ってるけど、

ついつい「失敗、挫折」に付きまとう
悪いイメージに引っ張られて避けてしまっているダケなのかもしれない。とも感じています（＾＾）