
『苦しい状況の時は周りが見えないもの』
身近な人の死や病気、介護、裏切り…
職場でのパワハラ、失敗や解雇、失業…
自身の病気や人間関係、金銭問題…
多かれ少なかれ、人はストレスと背中合わせ
このような状況が、長く続いていると
人生に疲れて何もかも手放したくなるかもしれません
心への負担がピークになると
自分の心の葛藤だけで精一杯になり
他人への思いやりが持てなくなってきます
たとえそれが愛する人であっても…です
これまでにない冷たい言葉や態度
突然の音信不通、別れ話
理解に苦しむ出来事ですが
自分の心のコントロールさえ出来ない状況で
人のことを考える余裕なんてない
無気力の塊なのです。
もしもあなたの大切な人が
このような状況に陥っていたなら
すぐにでも心を休ませてあげましょう
ここまでなるには、かなり深い心の疲弊ですから
回復にはそれなりの時間が必要かもしれません。
苦しい時も付かず離れず見守ってくれている存在は大きく回復してくるとようやくあなたの気持ちに気付ける余裕が出てきますから
見守ると決めたならば、無償の慈しみです
「そばにいるよ」と伝えても、居なくていい
「大丈夫だよ」と伝えても、この気持ちはわからない
「好きだよ」と伝えても、今は応えられない
このようなやりとりは前記した通り
「心の余裕はゼロ」
なのですからくれぐれも憤慨しないことです
またこのような状況に自身が陥ってるならば
人への迷惑など考えずにすぐにでも休むべきです
『あなたが休みたいのに休ませてくれない人はあなたより自己が優先的な人です』
よく耳にしますが、職場において「休まれては困る」
確かにそうでしょうが、心が悲鳴をあげている人へ
「休むな!」と言う人はあなたを搾取してるのと同じです
長年そうやって搾取され続けてきたから
自分自身も顔色を伺ってしまう体質になっているのです
転職も出来なくなるくらい、心身共に疲弊してしまう前に、思い切って休んでください
私たちは戦争や災害で大変な状況や、目に見える怪我をしてる人への苦しみは、すぐに理解できます
しかし、心が疲弊している苦しみには、なかなか気付かず理解が出来ないものです
なぜなら心の怪我は見えませんから、苦しみの程度も全くわかりません
心が疲弊している人へ、何かを強く求めると
求められる事が応えられなくて苦しい
解放されたい→手放したい。
求めた方は求めたものが返ってこない→不安が募る
フラストレーションが溜まる
お互いに疲弊していたならば…
どちらも自身のことで精一杯で、相手の状況まで思いやってあげられないような空回りの関係になってしまうことも
悪循環の連鎖になり、どちらも苦しくなってきてしまいますね…
あなたが寄り添うことや、少し離れて見守ることで
少しずつ回復してくるはず
結果がみえてくるのは少し先かもしれませんが
並走してゆっくりとゴールを目指すのも
悪くないのではないでしょうか
言うは易し、なかなか実践していくのは難しいでしょう
つまづきながらでも、一歩ずつ一歩ずつ、時には立ち止まり、休息しながらゆっくりと進んでまいりましょう
最後まで読んでいただきありがとうございました
瑛都( ˘͈ ᵕ ˘͈ )
「心の余裕がない」 | 瑛都(えつ)先生|電話占いカリス