こんにちは、千都です(^_^)
今回は、神様に纏わるちょっと不思議で納得なお話をしようと思います。
私の義理の母は、現在 がんの闘病中と以前ブログにも書きましたが、その治療の時にあった出来事をご紹介します。
まず、義母についてですが、じつはずーっと若い頃から田舎の小さな神社の巫女を務めておりました。
その経緯は、義母の父母(私から見ると義理の祖父母)がひょんな事から神社の敷地を借りて家を建てた事から始まりました。
12人兄弟の義母でしたが、その中から一人だけ巫女として神社に尽くすことになったのです。
巫女の勤めは義母が就職してからも続き、神社の祭事には仕事を休んでも必ず神社に居りました。
今は、病院のベッドから起きることもできない状態なので、神社から御断りを頂いておりますが、77才まではしっかりと巫女を務めていたものです。
そんな義母がお医者様からの提案で、脇の下のリンパからがん組織を採取して、有効な治療法を見つけようと事前検査を重ねていたのですが・・・
義母は検査するごとに大きくなる脇の下のシコリが、怖くて怖くてたまらなかったのだと思います。
義父にお願いして、巫女を務めていた神社の神様に、代理を立てて祈願して頂いたらしいのです。
それは、私達には内緒の事だったので、詳しくはしゃべりたがりませんでした。
しかしその二日後、組織採取直前の検査で、脇のシコリが何故だかほとんど消えていたと、お医者様も本当に驚いておいででした。
この奇跡にもちろん家族も皆喜び、回復に向かうものだと全員が思ったものです。
そして、神様のお陰だと知ったのもその時だったのです。
ですが、この祈願で叶えられたのは、脇のシコリだけ・・・
きっと、義母も義父も脇のシコリについて(怖がっていた検査手術の事)だけをお願いしたのでしょう。
結果、組織採取ができなくなり、以前からの治療法を続けることを選択したのですが、きちんとがんのタイプが断定できなかった為、全体的ながんは進行するばかりでした。
そして今、義母は神様にもう一度お願いする体力・気力も失ってしまったので、自分の状態を受け止めることにしたようです。
残された時間を、出来るだけ有意義なものにしようと、少しでも調子が良い日は、かすれた声で友人知人にベッドから電話でお礼を伝えているそうです。
人は、「生きたい」と思うのは当然で、死が怖いと感じるのも当然なことなのでしょう。
義母の場合は、お願い事が言葉足らずに終わって、これでよかったのだと思います。
お陰で、心の準備が整ったのだと感じるからです。
神様に祈願し、それに応えてくださる神様は、私達一家にとって、力を強く感じる存在です。
そんな偉大な神様にするお願いは、きちんと明確に伝えなければいけないと、あらためて感じる出来事だと思います。
私は、神様に限らず、誰に対しても出来るだけ明確に伝えられるように努力しようと思いました。
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