皆様パラレルワールドというものを一度は耳にしたことがあるかと思います。どんなに説明を聞いても、何だかよくわからない世界です。ではその正体は何か。
この世は、実は時間や空間が一度に全てが存在する一枚の絵のようなものなのです。私たちはその絵の上を這いまわる一匹の蟻のようなものです。蟻は決して絵の全体像を見ることはできない。そして一生かかっても大きな一枚の絵のほんの一部しか見ることはできません。大きな絵を鉛筆でなぞるようにしか見ることはできないのです。どこを辿るのかはそれぞれの自由。また辿った先にはそれぞれの景色、それぞれのゴールが待っています。三次元という物質界を選択した我々はそのようにしかこの壮大な絵を堪能することができません。だからこそ、人は何度も生まれ、様々な絵のなるべくたくさんの部分を感じようとしているのかもしれません。
パラレルワールドとは、絵を見たいと願った蟻たちの、飛ばした意識そのものなのかなと感じるのです。
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