人それぞれに良さがある | 孔雀(クジャク)先生|電話占いカリス

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占い師ブログ

人それぞれに良さがある

本日は、人それぞれに良さがある というお話です。

昔、一人の幼稚園に通う女の子がいました。


その幼稚園では、年に一度、お遊戯会がありましたが、最初にまわってきた役は、お姫様のお話の


花火の役でした。


お姫様と王子様が結婚することになり、みんなでお祝いをすることになり、


そのお祝い会を盛り上げていくために、ステージの後ろで、キラキラの衣装を着て、踊ることで、空に舞い上がる花火を表現するという役でした。


当時、彼女は、思いました。


「どうして、私は、お姫様になれないのだろう・・・」


花火の役も、すごく場面を盛り上げていくのに、重要だったのですが、幼稚園児だった彼女には、まだ、分からなくて、ただ、ステージの真ん中で


綺麗な衣装を着て、たくさん出番のあるお姫様が

うらやましかったのです。


そして、彼女は、こんなことも、考えていました。


「でも、お姫様になるには、かわいくないといけないし・・・・私、かわいくないし、体も大きいし・・・無理かな・・・」 と・・・


そんな彼女は、幼稚園の年長さんになりました。

卒園前の盛大なお遊戯会が、行われることになり


そのお遊戯会の劇には、「お話」という役があることを知りました。

その役は、劇の語り手、つまり、ナレーションです。

彼女は、ピピっときました。


「これなら、出来るかもしれない。」


その日から、彼女は、毎日、朝、幼稚園に着いて元気よく挨拶をすると、先生に


「あたし、今度のお遊戯会で、お話がやりたいの」

と、全役が決まるまで、一日も欠かさず、先生に伝え続けました。


その熱意が通じたのか、ナレーションは、舞台の端で、衣装も制服にお花をつけるだけという

地味なイメージのためか、競争率も低かったせいなのか


幼稚園の先生は、彼女に「お話」の役をプレゼントしてくれました。

そして、本番、自分で希望した役柄のせいか、一生懸命練習したかいもあり、


見事にナレーションをすることが、出来ました。


その時の大きな拍手が、気持ちよくて、


出番も、場面の転換部分の一度だけでしたが、彼女は、自分自身の居場所を見つけたように感じて


声で表現することの面白さを、この時、はじめて知ったようです。


それから、小学生になり、中学生になりましたが


いつも学芸会では、秋によく見られる セリフが一言しかないススキの役など、脇役ばかりで、


「やっぱり、顔がかわいくないから、ダメなんだ。」


と、自信をなくしてしまっていました。


そんな時、中学校の3年生を送る会の劇の


選抜メンバーに選ばれました。


でも、役柄が、道端に咲いているお花のコーラス隊の 役で、


出番も、場面の転換部分で、1度だけで、1フレーズだけ歌うというものでした。


「やっぱり、主役になれないんだ。私は、ダメなんだ。」

と、選抜メンバーに選ばれても、嬉しくありませんでした。


だけど、本番。


お花のお面が、ユニークだったこともあり、


コメディー劇だったこともあり、聞いてくださった生徒さんは、大喜びで、大拍手をいただき


また、彼女は、自分に自信を持つことが、出来ました。


そんな彼女も、大人になり、社会に出てからは、たくさん悩みました。


そんな時、たまたま勉強会で知り合った


第一線で活躍されている脚本家の方が


こんなことを言いました。


「昔は、演劇の主役を目指していたけど、なかなか芽が出なくて・・・


そんな時、小学生の学芸会の時に、脚本を作り


クラスの子達のそれぞれのキャラクターを考えてキャスティングしたりすることが、

すごく楽しかったことを思い出したの。


もしかしたら、方向性が、今、目指しているものは違うのかもって・・・


それで、脚本家に転身したら、これが、楽しくて仕方ないのね。」


その言霊がヒントとなり、彼女も、幼稚園のナレーションや、中学生の頃のお花のコーラス隊の

ことも思い出して、


方向性を転換して、今は、その頃と同じポジションで、居場所を見つけて、生き生きと仕事をしています。


皆様、ステージの真ん中で、たくさん出番のあるお姫様にも、ステージの後ろや端の名脇役のようなポジションにも、それぞれの良さがあって、


どれがいいとか悪いとかは、ないのですよね。

そして、どのポジションも重要で、必要のないポジションは、存在しないのでは、ないでしょうか。


それから、世の中に主役でない人は、いないのですよ。


なぜなら、皆様の人生は、皆様にしかいきられないし、

皆様の人生の演出も皆様にしか、出来ないのですよね。


つまり、皆様の人生の主役は、皆様自身なのですよ。


本日も、皆様の幸せを祈り続けております。
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