8月の満月の日から身を清め（斎戒）て準備をしておりました、月と太陽の御力をいただいて、御神気を有する「破魔刀」をお届けしたいと思います。
皆さまの切なる願いの成就にお役立ていただけますよう、心から願って時間をかけて依り代の刀に力（セジ）を込めております。
8月9月といつも以上に待機が少なく、皆さまにはご心配やご迷惑をおかけして心苦しく申し訳ない気持ちでおります。
どうしても今回のように依り代に力（セジ）をこめていく時にも、護符を書く時や祈祷を行う時も、御神水や道具の準備、食の潔斎や身を清める（斎戒）ことに多くの時間を必要とします。
また、通常の祈願とは違い、難しい祈祷には適した時期や時間があり、月の満ち欠けや秋分のような太陽の道筋を考慮し、最大の効果が期待できる期間には、どうしてもお仕事のお休みをいただくこととなってしまいます。
最近、とても難しい状況でお悩みの方とお話させていただくことが多く、解決や未来を切り開くのに複雑な因果が絡んでいる方々やご自身の強いお心が試されている方々とご縁を多く感じております。
まるで出口のわからない迷路で壁にあたったような行き詰まり感、何か行動したくても何から始めたらいいのかもわからない焦燥感、苦しい想いに生きることにも無力さを感じる辛さは例えようがないと思います。
物事が生じる直接的なことの「因」とそれを助ける間接の条件の「縁」とがございます。
結果には原因があり、原因があって結果がある、つまり今の現状には自分が望む望まないに関係なく、何らかの因果が絡んでいることが多いとも言えるということです。
未来は「今」がつくるもので、自分の歩みに僅かでも光明があれば人は立ち止まった歩みを進めることが出来ると信じています。
そこに運命が紡がれていくものであり、未来の幸せに繋がるる道筋が現れるのではないでしょうか。
強くありたいと願っても、私たちは綺麗事ばかりで生きていくことも正しいことばかりで生きていくことも難しく、世の中は時として生きづらいものです。
ままならない不条理な日々の中に、私たちは不安や迷い、疑念や嫉妬を覚え、そこに思わぬ邪気や魔がさすものとよく言われます。
急に原因不明の不定愁訴を感じたり、不可解な現象を感じたりすることもよくあることです。
例えば、いつもはあんなこと言わないのに・・・ いつもはあんな態度取らないのに・・・ どうしてあのタイミングであんなことになったのだろう・・・ なぜか何をやってもうまくいかない・・・ 急に自分の行動に制御がきかない・・・ ということも、そこにちょっとした障りが影響していることもあるのです。
自分の内なるものであっても、自分の関与しない外から憑いたものであっても、邪なものや魔と呼ばれるものを浄化し、自分とは無関係としてしまうことが願いを叶え、未来を築いていく「きっかけ」や「チャンス」を呼び込むのに必要ではないでしょうか。
以前のブログでも一度ご紹介させていただきましたが、魔を祓い、現状打破を助ける先代より引き継ぎました「破魔刀」でもございます。
もちろん、登録届け出をして許可証をいただいているものでございます。
個人的に、浄化や祈願、御術においては、神鈴や鏡だけではなく、補助的に祓い刀を用いております。
それらは当代のみしか扱えない理であり、撮影をすることは許されない物がほとんどです。
しかし、先代から用いるようになったこの刀ひと振りだけは、私が判断して公開いたしております唯一の道具です。
どうぞ迷いや行き詰まった気持ちになっていらっしゃる時は、そっと画面を胸に当ててみていただきたいと思っています。
心にちょっとした安定とその場の清浄を感じていただけると信じております。
カリスにご縁をいただく前より当代として先代より続く仕事もあり、現在も変わらずご縁をいただいております。
その為、どうしても当日のご相談、除霊や祈祷によって、待機が難しい日もございます。
不定期で短時間の待機についてお叱りも多いことと思いますが、まだまだ未熟さの故と、どうぞ引き続き皆さまのご懇情をもちましてご理解いただきますよう、ここに伏してお願い申し上げます。
皆さまの切なる願いが大事な人に届くだけではなく、神仏のご加護のもとに未来の幸せと感謝と共にありますよう心からご祈念申し上げます。
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