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2015年3月13日よりカリスのご縁をいただきましたので、早いもので4年が経ちました。

それまで当代を引き継いでから10年以上、直接お目にかかってご相談を承ったり、ご祈祷などを承ったりの限られたご縁の中で、自分の果たすべき責務と向き合って参りました。
被災地の鎮魂を祈る慰霊の旅に出る度に、違った形のご縁に出逢うべきことを感じるようになり、カリスでの鑑定士として貴重な機会がスタートしたのが4年前の今日でございます。

電話での鑑定という形に、戸惑うことも多く、今までとは全く違った修行の必要性も感じており、4年の時が経ってもまだまだ未熟で自身の力の至らなさに恥じ入るばかりです。

お役に立てないことも多いと存じますが、こんなひよっ子鑑定士にお電話をいただきました皆さまのご懇情に、心から深く感謝をいたしております。


前出ではございますが『瑠璃珂』の名前は、ラピスラズリ「瑠璃」と白瑪瑙（しろめのう）「珂」という貴石を意味するので・・・と、４年前にカリス側から名前をいただきました。

この名前に込めてくださったカリス側の想いを受け止め、おひとりおひとりのご相談を大事に、宝石のように承って参りますことを、これからも続けたいと願っております。

お電話でご縁をいただく皆さまと多くの時間を真摯に向き合いたいと願っておりますが、当代の責務としての神事や被災地を巡ることも多く、待機の叶わない日も多いことを皆さまからご容赦いただいておりますことにも、有難いことだと感謝をいたしております。

神仏に奉じる身であるには、常に自身の浄化や潔斎も求められ、その為1回の待機時間も短くなってしまいます。
どうぞ、未熟なこととお叱りをいただくことと存じますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

ずっと直接ご相談を承ることが中心でございますので、土地の浄化や清祓いだけではなく、浄霊やご供養なども多くございます。
その為自身の浄化や禊ぎ（みそぎ）が必要となり、急な待機変更も余儀なくされてしまいます。

私は祈願（祝詞奏上）には陽の気が満ちる時間が大事としており、通常の祈願は朝日が昇ってから、朝の祭祀後の午前中の時間を取り分けております。
また、時には半日以上の祈祷が必要となることもあり、待機が不定期となりますことも再度ご理解いただけると有難く存じます。


ご不便をおかけしております身なのに、待機についてのご要望を多くいただき、有難いことだと、ただただ感謝に堪えません。
待機時間や待機日の大幅増加は難しいのですが、皆さまの有難いご懇情にお応えしたく、この春の期間は少し待機時間を増やさせていただきます。

午後の時間帯など、週明けよりいろいろな時間帯に待機を僅かではございますが増やしてまいります。

どうぞ、未熟な鑑定士ゆえのことと、皆さまのご厚情でお許しいただきますよう心からお願い申し上げます。

カリスとご縁をいただきました弥生3月、深く感謝いたしますとともに、心から皆さまの安寧をご祈念申し上げます。


画像は、招霊（おがたま）の木です。

招霊の木は全国各地の神社の境内で多く見られますが、高千穂には自生が多く町木にもなっているそうです。
古事記の中で有名な天岩戸の場面で、天宇受賣命（アメノウズメ）が手にして舞ったのがこの枝だという説もあり、神楽鈴の原型といわれる説があるのも納得できます。

いつも「お山」と呼んでいる神事のための私有地にある招霊（おがたま）の木の花は、木によって少しずつ花の色が違いますが、今年一番花の多い古木を撮りました。
長年お山で大事に管理しているものですので、御神気を帯びているようです。
皆さまのお悩みや願い事に、招霊（おがたま）の花のパワーが届きますように・・・