
ドライフルーツを買った帰りに
森をぬけていきましたら いつもは 草むらで見かける鳩たちが クスノキの木に皆で とまっておりました。
高い木の上では 風が運んでくる知らせを聴きながら 羽根の手入れなど なさっているご様子で
中にはうつらうつらしている子もおりましたが 白い子は ひたすら凛と耳を澄ましておりました。
鳩にも まれに 巫女のような役割をするものがあるようで
やがてくる冬の様子や どこの木が近々切られるよというような呟きや 渡り鳥たちの群れの話など 風にのって流れてくる知らせを 白いその子が神妙に内に書き込む様子を
木下のわたしも 一瞬心でみとめましたが
おじゃまになるといけないから 名残惜しいけれど 心をまた自分の二本足に向けて進みます。
翼のないわたしたちは 大地から離れては 生きられませんよね。
鳥は鳥 人は人 風は風
それぞれの あり方で生きることは
定められております。
本質を使い切ることは 幸せの近道なのだと 通り過ぎる風がいいました。
風の知らせ | 菊理(くくり)先生|電話占いカリス