昔日本には「お見合い」というものが存在した
近所にはお見合い斡旋のようなことをしている人が居た
お見合いとは、合っていると思われる人たちを対面させ、良さそうならそのまま結婚まで進むような仕組みだった
私の高校の同級生は、卒業してすぐに結婚したので「彼氏居たの?」と驚いたが見合いだったそうだ
私がまだ20代の頃、職場で知り合った女性が「お見合いしなきゃならない」的なことを話していた
その女性は27歳だったのだが、お見合い写真が「二十歳の成人式の写真」なのだという
「詐欺だよね」と自分で言っていた
だがその人はスゴイ美人だったのだ
いくら成人式の写真だからといって、決して詐欺ではないよな…と思っていた
だがそうなのだ
私達が20〜30代の頃、お見合いって「鬱陶しい」以外の何物でもなかった
他に付き合ってる人いるのに紹介されても…的な
私が20代くらいの頃には「自由恋愛」が当たり前になっていた
尤も「超大金持ち」とか「財閥」とか「政治家の一族」みたいなエリート家庭では自由恋愛など無かったのかもしれない
だが私達のような庶民・一般人は自由恋愛が当たり前だった
ちなみに私の父母は恋愛結婚なのだが、小学生の頃クラスで「親が恋愛結婚か見合い結婚か」的な話になったことがあり、その時クラスの大半が(確か8割方)見合い結婚だと聞いて驚いたことがある
つまり私が小学生の頃には、まだ恋愛結婚は一般的ではなかったのかもしれない
だが今時の人たちが「見合いを羨ましい」と思う人が居るらしいという話を聞いて驚いた
見合いを何か勘違いしていないだろうか?
私が知っているお見合いは「断れないことが殆ど」だった
見合いを了承=結婚を受け入れたも同然だった
もっと言えば見合いを持ち込まれたら(女性側からは)断れないも同然だった
周囲の人達によってお膳立てされていて、「断る」という選択肢はないも同然だった
今ならマッチングアプリがあるではないか
もちろん中には「なりすまし」的な人が居るかもしれないし、顔写真が盛ってあって「まるで別人」的なことが多々あるようではあるが、実際に一度会ってみればわかることだ
嫌なら「断る」どころか「返信さえしない」「退会」という選択肢もある
更に今なら「婚活アプリ」だって存在する
個人的には「私達の時代より、余程多くの選択肢がある」ように思う
「女性からでも断れる」のは何より素晴らしいと思う
個人的には「見合い」=「望まぬ結婚」という認識だった
だがあるドラマを見て、私は初めて「見合いも悪くないかも」と思えた
結局「ないものねだり」なのだろうか?
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