多分今から40年くらい前、当時の専務が「浮気するなら私の知らない人にしてね」と奥さんが言ったという話をした
そして「いやぁ女心だねぇ」とシミジミいった
いや、そんなことあるはずないだろ
もし本気でそんなことを言っているのだとしたら「愛されていない証拠だ」と私は思った
もちろん本人に面と向かって言ったりはしない
専務はその言葉のどこを「女心だ」と思ったのか意味不明だ
個人的には「男より女のほうが嫉妬深い」と思うことのほうが多かった
だから「嫉妬しない=愛されていない」という結論にしかならない
それの「どこが嬉しいのか」も理解できなかった
尤も昔は「結婚相手は親が決めるもの」だった
なんなら私の祖母も(多分以前にも言った気がするが)奉公人として祖父の家に召使いとして入り、後に祖父に見初められて「玉の輿」に乗った口だ
もちろん結婚後に母となる曾祖母にいじめられたらしい
私の友人は結婚する時に「(大好きでたまらないから)浮気以外は何でも許せる」と言っていた
だが実際結婚してみると「いつもソファに靴下を脱ぎ捨てる」とか「ゴミをゴミ箱に直接入れず、テープルの上に(お菓子の袋とかジュースの缶とか)置きっぱなしにすること」を怒っていた
子供が生まれると「子供が真似するのでは」と心配していた
そんな風に「毎日の生活」の中で相手に対する感情も変わるし「許せること」も変わる
中には「こういう人だからしょうがない」と諦める気持ちが芽生える人も居るだろう
だが自分自身も「寛大な心」を持っていたほうが、きっとラクだ
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