秋の夜中、前世に纏わる物語をお楽しみ下さい 。
お姫様は恋多きお年頃
そうは言っても、普段はお城の中、部屋の中に閉じ込められているので、中々殿方と出逢うチャンスはありません。
ある日、父や兄が狩りに出かけ、帰りに従兄や友人たちを伴って、城に帰ってきました。
成果を見せ合い、歓談する人々
チラッと盗み見をしたお姫様は、ある若者に恋をしました。
当時としては珍しい女性側からの縁談話。
家柄などもちょうど良かったので、縁談はとんとん拍子に進み、無事婚姻が成立し、お姫様は彼のお城に移り住むことに。
同じ頃、彼の領地ではやり病が発生し、多くの犠牲者が。
当時の知識では、はやり病は悪霊の仕業。
当然、よそから来た人=嫁いできたお姫様が疑われました。
かくしてお姫様は、以前と変わらずお城の中、部屋の中に閉じ込められました。
ただ一つ違っていたのは、その部屋には窓がないこと。
食べるものも着るものも、何不自由はないけれど、日の光を見ずにどれだけ生き延びられたか?
ここまで聞くと悲劇に思われるかもしれませんが、決してそうではありません。
何故なら、お姫様は満足だったからです。
好きな人のところに嫁げて、彼からの愛情を貰えたと感じていたから。
これは「ある人」の前世の記憶。
もう一度、愛し愛された彼に出会いたいと願う「ある人」のお話です。
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