顎の傷・・
と言っても現在は、他者からはおろか自分でも目視できない程の小さな傷跡です。
今日はこの傷にまつわる、ちょっと怖いエピソードをご紹介させて頂きます。
私の父は若い頃から亡くなる数年前まで
舞台やテレビ番組、CMなどの脚本を書いたり演出を手掛ける仕事をしていました。
有り難い事に仕事関係者の方々から
劇やクラシックバレエ、コンサートなどのチケットを戴く機会も多く
両親そろって月に数回は出かけていました。
その日もお芝居を見に行く事に・・・。
演目は有名な四谷怪談。そう、お岩さん。
当時まだ幼稚園児だった私は親戚の家でお留守番をしていました。
歳の離れた優しいいとこ達が遊んでくれるので
悲しい留守番ではなかったと記憶しています。
昔から舞台関係者の間では、四谷怪談を演じる役者さんを始め観劇する人も必ず事前にお参りをする事が慣習だったようです。
神道の家系に生まれ育った父は大変、信心深い人で
その日も必ずお参りにだけは行く!と言っていたそうですが
母は「くだらない!」の一言。
結果、支度やら何やらで開演時刻ギリギリになり
父は後ろ髪惹かれる思いでお参りをしないまま劇場に向かったと、後に話してくれました。
親戚宅に預けられた私はというと・・
躾が厳しかった母と違って、どんなに騒いでも優しくニコニコ見守ってくれる叔母やいとこ達と大はしゃぎ!!
その頃から好奇心の塊だったのか、大人用のスリッパを履いて部屋中を走り回っていたそうです。
その時!!
なぜか敷居に向かってダイブ。。。滑り込みセーフ!!のような格好で転んだ私は
敷居で顎を強打。20針近く縫う大怪我をしたのです。
幸い、小児科救急の先生がすぐに大きな病院を紹介して下さり
手術も無事に成功。
執刀してくださった先生は、慌てふためきながら病院に駆けつけ号泣する父に対して優しく
「大人になるにつれ骨格も変わるし、お嬢さんが中学生になる頃には全く目立たない傷になりますよ」と
丁寧に丁寧に説明し続けて下さったそうです。
本当にその通り。
10代になってからは傷がある事を忘れる程、目立たないものになりました。
古くから大切に大切に、先人達によって守られ受け継がれてきた習わしや伝統、文化・・。
祈りや参拝、陰陽道など占い全般も含め
決して「くだらない!」の一言で片付けてはいけないような・・・。
私は子供の頃からずっと、そのような信念を強く抱き続けています。
本日もご縁ある皆さまの幸せと笑顔のお手伝いが出来る喜びに感謝。
愛とパワーをこめて
真実と視えた事すべて、天界からの温かいアドバイスを正直にお伝えさせて頂きます。
私の顎には傷があります。 | 御琴(ミコト)先生|電話占いカリス