(『キャリアウーマンとして<4>(過去生)』からの続きです)
ある夏の夜、
彼女は仕事帰りに
波止場を散歩しています。
波の音をききながら
遠くに見える灯台のあかりをみていると
開放的で疲労感が
じんわり溶けていくようです。
すると突然、
後ろから 『ドンッ』と
背中を押されました。
彼女は水の中へ沈んでいきました。
あまりに不意打ちであったため
とてもびっくりします。
息も苦しく、
鼻や頭が締め付けられるように
痛みます。
どんどん沈んでいく中で
死をさとります。
『この人生は逆境の中で
良く耐えて頑張ったな。
色々あった。
それでも楽しかった』
かすみゆく意識の中で
鮮明に脳裏をよぎるのは、
あたたかな母親の腕に抱かれて
お乳を吸いながら眠る
赤ん坊の頃の自分の姿でした。
『お母さんのように、
私も子供をもって。
そして愛情をそそぎたかったな』
体は海のそこへ沈んでいきましたが
魂は光り輝き、空へ昇っていきました。
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ちなみに彼女の背中を押したのは
(白人ではなく)近所の黒人の男性でした。
若い女性の身でありながら
白人社会の中で、
強く生きようとする彼女に対して
何かしらのやっかみを
持っていたようです。
そして、ある日思いがけず、
波止場でたたずむ彼女の背中を
押してしまったようでした。
彼は自分がしてしまったことの後悔から
しばらくして、
自分の命を絶ってしまったようです。
ただ、(死んでしまった)彼女自身は
彼に対して何の恨みも
持っていないようでした。
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