（2022/6/16）にお届けした
占い師を目指すきっかけの夢（前編）
からの続きとなります。
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ある日、私は単独行動をしている時に
油断をして敵に捕まってしまいました。
そこは洞窟から少し離れた山道でした。
たまたま城に帰還する軍人の一行に出くわしてしまったのです。
初めは言葉の通じない、道に迷った旅人の振りをしていました。
しかし、相手は軍人であり、特有の洞察力と眼光の鋭さで
私の振る舞いは怪しく思われたのかもしれません。
私は山道の崖を背にして詰問されました。
兵士に槍でつつかれながら
『一人じゃないだろう。仲間はどこだ。何をしていたっ！』と。
自分の保身のために
私は敵に仲間の存在も場所も
伝えることはありません。
また、仮に私が口を割ったとしても
敵側の人間である自分は殺されることを感じていました。
私はロープで縛られました。
口をつぐんだままでした。
みかねた兵士はしびれを切らし
最後に私の背中に槍を二度突き刺しました。
「ぐさっ、ぐさっ」と。
その後のことはよくわかりません。
あまりの痛みに映像が途切れてしまったからです。
そのまま気を失ってしまったのか。
ひょっとしたらガケに落ちてしまったのかもしれません。
槍で突かれた背中。
そこはまさに長年痛みを抱えていた肩甲骨の間でした。
ソファで横たわったまま、私は鋭い痛みを感じていました。
その痛みは、次第に焼きゴテを押し付けられたような熱さに変化しました。
さらにわずかな時間で、その熱さは、温泉の湯気に当てられた、じわっとうずくような温かさに変わりました。
しばらくするとその温かさはかさぶたができたような痒さに変わっていきました。
ほどなくその痒みは蛍が散っていくように背中から消えていってしまいました。
完全に何も感じなくなった時、
私は目をあけました。
それ以降、今この文章を書いている今日まで
背中の痛みは感じていません。
そしてこの出来事を契機に、自分の過去生の映像や情報が毎日のように飛び込んでくるようになりました。
（それはまた別の機会にでもお伝えいたします）
私は長い間、背中の痛みを抱えてきました。
しかし、現実的にその痛みから解放されたことで
人生にはどんなことも起こりうるということを
改めて感じました。
私にとっての問題は身体のことでした。
しかし、長い人生の中で、人はその時々に苦しみ、悩みます。
恋愛、仕事、人間関係、亡くなった人への想いなど…。
ひょっとしたら、あなた様も現在そういう状況に苛まれていることがあるかもしれません。
もしそうであれば、そのつらい想いが解放されていきますように。
そして時には思いもよらない形で世界が開け、
今日という日が、喜びに満ちたものでありますように。
心からお祈りしています。
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こちらは、頂いたインタビューと関連する内容のものとなります。
（インタビューはこちら）
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