次の場面にうつると
すでにお父さんはいませんでした。
ぜんそくか結核のために 隔離されたか、亡くなってしまったか。
理由はわからないけれど坊やの心には『いなくなってしまった』としか認識されていませんでした。
坊やは親戚の家に預けられました。
少年期の大半、彼はそこで育ちました。
おじさんとおばさんからは可愛がられていましたが彼らは基本的に彼を労働力としか認識していませんでした。
そんなある日、彼は友人から何か衝撃的なことをききます。
友人:『町で何かがあったらしい。なんだか大変なことらしいよ』
詳細はまったくわかりませんでした。
ただ好奇心で、『何が起きたのか、それを直接見たい』
彼はそう思う一心で町に出ました。
町で彼が見たのは、ちょっとした暴動でした
(ここで私には1788年?という年号と
ルアン?という町の名前が伝わってきた気がしました)
ここ数年、飢饉があって収穫が減っていました。
その町の商人が、何かを操作して 倉庫から小麦を出さないようにしていました。
それが発端で、パン屋、肉屋、色々な人が
抗議をしていました
ところが予想外のことにその町の人達を軍隊が制圧しているのです。
肉屋:『悪いのはあいつだろう! 何で俺達がたたかれるんだ!!』
町の人たちは打ちのめされます。
争っている相手は商人なのに。
なぜ、軍隊が…。
ただ、思春期の少年の目には
こん棒でひどくたたかれ
虐げられる人々の声や姿が
深く心にきざまれました。
『何が起こっているんだろう』
そんな想いで好奇心で町に出てきただけだったのですが…。
次の場面にうつると
彼は青年となり、パリの暗いアジトのような部屋で
ペンで何かを一生懸命書き綴っています
ひとりで。
内容は良くわかりません。
メモのようなもの?
『○○は△△であらねばならない』とか
そんなようなことをメモのように
ただただ、ペンを走らせています。
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