いつもありがとうございます。
今月ももう半分、桜の花がいよいよ咲き始め、季節も華やいで参りましたがいかがお過ごしでしょうか。
今日は15日、１日と並び｢神様に通じる日｣と昔から言われ、私もこの日を祈願の日の一つにしておりますが、
日頃色々な方に支えていただいて生きておりますので、せめてこんな日にでも恩返しをと毎日のお務めよりも必死で祈ります。
お彼岸が近いせいか色々な人や物事が今月はやたらと浮かぶなと思うほどゾロゾロとメッセージが出てきますが、
かえって先祖からの家族の幸せや健康への祈りや願いを感じることが多いです。
｢ご先祖孝行は
供養とかが一番だと思われやすいけど、
ご先祖様に心配を掛けずに済むように、安心してもらえるよう幸せに生きる｣
ことも一番大事とよく修行中に師匠や
先輩に教えてもらっていましたが、
自分が無理をして泣いたり身体を壊したりすることが一番、ご先祖様が悲しい想いをされますので、どうか御自分を大切にしながら困らせたり傷つけてくるものからは上手く距離を取って快適な場を築いていくことも大事となります。
特に奇しくもこの3月、思わぬ災害で若くして旅立った友人は、想い出すと
いつも笑顔の優しい温かな青年でしたが、まだ新婚で子供は生まれたばかり
何故なんでしょう、そんな人ほど
早く旅立っていかれる気がして
今でも悔しくてたまりません。
でも彼は職務柄、お国に全てを捧げる
覚悟が常に出来ている人でしたから、
いつも｢平和やありふれた日常｣を
決して当たり前と思ってはいけない
ことを、お酒を飲む度熱心に語って
いたことを想い出します。
災害とかで突然亡くなった方はもう
お役目をお持ちで、生まれ変わりも早い
などの言葉を聞くと、
きっと彼みたいな素晴らしい方は
そうなるに違いないと願わずに
いられませんでしたが
不思議と彼は亡くなる日、
一旦仕事に出て行ったのに、
慌てて戻って来て、
彼によく似た子どもの写真を
胸に出掛けていったらしいです。
昔から、
彼岸になると夢を始め色んな出来事が起き
その度に彼の存在を感じ、
そんな彼だから、
きっと姿はなくしても、
ずっと愛する奥様や子供のことを
まもり続けているような
優しい波動を感じます。
彼岸やお盆は亡くなった方と遺された方の絆を再びつないで深める貴重な時間、
若い頃からこの時期になると
願いの込められた戒名を書写する度
想いはずっと互いの中で生き続け、
いつまでも支え合うことを感じてきました。
姿は見えなくてもそこに確かに息づく
あなたを支える存在が、必ずあると思いますよ。
あなたに幸せになってほしいと
願う存在がきっと。
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