摩訶不思議先生と、人間万事塞翁が馬 | 上乃(カミノ)先生|電話占いカリス

新規会員登録
初回相談無料(最大10分2,600円分)

占い師ブログ

摩訶不思議先生と、人間万事塞翁が馬

上乃(カミノ)先生

2017/03/13 11:27

上乃(カミノ)先生

いつもありがとうございます。

卒業シーズンで、お花を片手に感慨深く歩いている
親子連れの方々を良くお見かけしましたが、

昔々、
尊敬はしないけれど一目は置いていた先生からいただいた
「人間万事塞翁が馬」という言葉を思い出しておりました。

Y先生という方でしたが、神出鬼没で、
今、目の前を横切って行ったかと思いみんなで噂をしていると
いつの間にか背後の二階の廊下をうっすら微笑みながら
校庭の私たちを見ているという、
多分、人ではないので「新種の妖怪」もしくは「他の星から来た生命体」
あるいは「最低3名以上は校内にY先生がいる」という噂のあった
摩訶不思議な先生の口癖でした。

人がいろいろ落ち込んでベランダで校庭を眺めていると、
背後をスーッと通って
「人間万事、塞翁が馬」と、つぶやいて立ち去っていき、

友人が失恋し、それを慰めている背後をスーッと通り、
「人間万事、塞翁が馬」と、つぶやいてまた立ち去っていき、

きっと、絶対いい人には見えない一流大学出が自慢の
暗い青年でしたが、
そんなに悪い人じゃないのかも・・・・と、
思ったり、思わなかったりしながら月日は過ぎ去っておりました。


卒業の際、大好きな先生などにサインやメッセージカードを
いただきに行ってると、背後からどよよんと、

「○○くん(私の名前)、
先生からのメッセージはいらんのかね」
というまさかの贈る言葉の先生からの強要に、震える手で
あまった便箋を渡しましたが、

降りしきる桜吹雪の下、
大切な言葉だからと先生から受け取った手紙をそっと開くと




「人間万事、塞翁が馬」



と、決してうまくはない文字でど真ん中にかれており、

「・・・・やっぱり」と、呟いた後、

別にいちいち書かんでもよろしいに・・・・、

と、紙という貴重な資源の無駄をなげいたものでした。



しかし、今になってその言葉の意味がよく分かり、
解説すると長いのですがメインの内容は
逃げた馬が今度はお嫁さんや仲間をつれて帰ってきて
かえって栄えた、めでたしめでたしという素晴らしい話と
大変なはしょり方をしてしまいましたが、

一見よく思えないことも、後になってそれがかえって
良い結果を産んだり・・・・ということで
その時の状況だけみると心が落ちそうなことでも
先もそうとは限らないから、その状況に振り回されてはいけないと

あらゆることを見てきて、本当にこの言葉が生きていることに
よく気づかされる日々に入れていることにこの頃気づかされるのです。

「人間万事塞、翁が馬」

自分も口癖になってしまった今、

いろんなことに直面してきたとき、
この言葉に助けられてきたことに気づかされます。



時折、背後に先生がいるんではないかとおびえながらも
今頃も、きっと誰かに贈る言葉を強要しながらも
生徒に人生の大切な心構えをといていらっしゃるかもしれない、




そう懐かしく、春の風の中たたずんだひと時でした。



ページトップへ