良縁だと思っていた縁が後々、最悪な縁だったということは、世の中には結構あります。
良縁や悪縁は、自分自身では判断することはできません。
何度か同じ失敗や経験をして初めて、もしかしたら悪縁かも?と気付くことがほとんどではないでしょうか。
悪縁とは、人間関係に限ったことではなく、病気や怪我、ギャンブルにまつわる借金、タバコ、お酒などの習慣性のあるものなど、同じようなシチュエーションで嫌な思いを繰り返すことがあれば、それは悪縁になってきます。
十一面観音真言を唱えることが悪縁切りに効果があるというのは、人間の根底にある怒りや悲しみ、苦しみを取り除くことで、繰り返していた悪縁を終わりにするという意味があるのです。
十一面観音は怒りを収め、悲しいことや苦しいことに寄り添って次の世界への離脱へと促してくれます。
十一面観音の真言(マントラ)は「オン・マカ・キャロニキャ・ソハカ」です。
唵(オン)摩訶(マカ)迦嚕尼迦(キャロニキャ)娑縛訶(ソハカ)
それぞれの単語の意味は、
唵=帰命
摩訶=大
迦嚕尼迦=悲
娑縛訶=成就
意訳すると「おお、あらゆる苦を抜く願いを成す者よ」です。
十一面観音は、苦しんでいる人を直ぐに見つけるために、頭の上に11の顔があり、全方向を見守っています。
またそれぞれの顔は人々をなだめたり怒ったり、励ましてくれたりするといわれています*.+゚
十種勝利(現世利益)と四種果報(死後成仏)という様々なご利益があり、千手観音菩薩と並んで人気の高い観音なのです。
六観音の1つに数えられ、修羅道に迷う人々を救います✨️
ちなみに頭上面のうち前3面を菩薩面、左3面を瞋怒面、右3面を狗牙上出面(くげじょうしゅつめん)、うしろ1面を大笑面といい、頂上に仏面を配して11面です。中には本面とあわせて11面となる場合もあります。
また11面の配列が異なる場合もあります。 大笑面は、悪行を大笑いして改心させ、善の道に向かわせるといわれています。
奥が深いですね✧︎*。
本日UPした写真は「弥勒寺」にて撮らせて頂きました『十一面観音』です。
本尊は薬師如来ですが、こちらには十一面観音像も祀られています。
そして、十一面観音の頭にある化仏も展示されていました。
間近で化仏を見たのは初めてで感動しています(*^^*)
皆さまが毎日笑顔で過ごせるように祈っています。
✧︎*。美龍✧︎*。
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