占い師インタビュー：稀絢（まや）先生｜電話占いカリス

生まれつきスピリチュアルな力があったかどうかは分かりかねますが、幼い頃から母に「感受性が強い子」とよく言われていました。

自分では少し先の未来、特に人に関して、予測できることがあり、友人には「引きが強い」と言われます。

元々、母方の祖母が信心深く高野山に入ったり、滝行の経験があり、祖母と出かけると「あそこにこんな人が座ってるよ」と亡くなった方と「うん、うん、そうか。辛かったね」などと話をしていました。

そう言えば祖父が、告別式や、病院に行く祖母に「連れて帰って来ないように」と常々言っていました。

幼い頃からそのような状況を不思議とも思わず、環境から少なからず祖母の影響を受けていたのかもしれません。

いつの頃から好きだったかは定かではありませんが、10代の頃は雑誌の占いのページ、テレビの占いのコーナーなどは、欠かさず見て、一喜一憂していました。

「今日は◯◯を身につけると幸運」などあると忠実にその通りにしたり笑

母も姉妹も占いが大好きで、それぞれ今で言う推しの鑑定師がいて「今日こんな風に言われた」などの会話は日常的でした。

私は元々移動の多い仕事をしていましたので、出張の際、北海道や九州なども当たると評判の鑑定師の方が居ると聞けば、予約して、タイミングが合えば全国訪ねていました。

迷ったり、悩んだり、客観的な意見を聞きたい時、心がザワザワした時は占って貰いました。

育った環境も占いと身近であり、よく占いに行っていたので、なんとなくタロットカードや四柱推命は、読みとることはできていたのですが、自身が占い師になるとは全く思っていませんでした。

ただ、占いに行くと「貴方は鑑定できないので申し訳ないけど、帰ってください」「今日の鑑定料は要らないので、うちで勉強しなさい」など言われることが幾度となくありました。

ぼんやりと占い師に向いているのかな？と思っていましたが、決定的なきっかけは、占い師だった親友が、癌で亡くなったことです。

私は迷った時、必ずと言って良いほど彼女に頼っていました。
彼女のカードの読み方が腑に落ち、彼女と会うと前を向けました。

彼女に「私より占い師向いてるよ〜」と言われ、彼女に背中を押されてタロットカードを手にしました。

今は彼女からバトンを渡されたと思っています。

まず電話が繋がった瞬間、声からその方の雰囲気を感じます。

潜在意識、波動読みはファーストインプレッションで大体感じます。

恋愛か、複雑愛か、仕事のご相談かなど
何となく分かります。

お話が始まった瞬間からシャッフルし、
基本的にはタロットカードを使いながら、カードの意味とクライアント様の合致するポイントを探ります。

カードからワードがポンポン浮かび、出てきます。
彼、最近車買い替えました？
ご自宅の屋根の工事しています？
周りに足を骨折した方いませんか？など

お悩みと関係ないことも映像で出てきたりします。
「なぜわかるのですか？！」と驚かれます。

私はタロットカードから鑑定します。
特に相性が良いカードはリピートして今、4代目です。

本インタビューで、以前出張の多い仕事をしていたとお伝えしましたが、経営者やドクター、プロスポーツ選手のカウンセリングや、企業における社員の育成に関わる仕事をしていました。

占術の、得意不得意は有りませんが、クライアント様が何を求めているのか、カードやビジュアルで見えたことを、より分かりやすく具体的にお伝えすることは得意かもしれません。

クライアント様から声が聴き取りやすいと言われます。
得意な占術ではありませんが笑

初めては緊張しますよね？
誰しも悩み、出口が見えない、不安、
どうしていいかわからないことはあります。
ただイライラすることも、悲しいことも。
誰かに聞いてもらうだけで、救われるかもしれません。

お悩みはその方のものなので、たまに「こんなこと聞いていいかどうか…」と緊張された声でおっしゃる方がいらっしゃいますが、何でも気軽にお話しください。

とりとめなくて構いません。

さらに私には、忖度や遠慮はしないで、
正直にお話しください。

少しでも楽になるためにカードから見えたこと、感じたことをできるだけ詳細にお伝えします。

電話をかけてくださったその勇気に精一杯お応えしたいと思っています。
何も準備しなくて構いませんよ。

上げ鑑定は致しません。
辻褄が合わなくなるからです。

カードの意味をそのまま正直にお伝えしますが、たとえ今、状況が芳しくなくても、ずっとではありませんし、上手くいくためのタイミングと、方法を探ります。

カードは、ちゃんとアドバイスもしてくれますので、無理に現状を捻じ曲げてしまわないことです。
とは言え、電話をして良かったと思っていただけるように心を込めて鑑定いたします。

カリスで皆様と出会えてから丁度3年経ちました。
占いを通して、クライアント様はもちろん、カリスと関われたことが何より宝となっています。

難しい質問ですが…
占いは、私自身の存在価値を教えてくれたものだと思っています。

自身のアイデンティティを活かせるお仕事だと確信しています。

将来的に「天職」と言えるようになりたいですね。

趣味としては、ゴルフとヨガと、静かな場所に行くこと。

ゴルフは、自然の中で自分のプレーに一喜一憂できるので、月1.２回ですが、20年くらい続けています。

ヨガは、心身を整えられるので、ほぼ毎日１時間ほどやっております。
瞑想から始めて、自分自身と丁寧に向き合います。

神社仏閣が好きで、各地に参拝にいきます。
どこも素晴らしいので、おすすめと聞かれると困りますね…

よくお伺いするのは、箱根の九頭龍神社・三重県の猿田彦神社・大阪府箕面市の勝尾寺です。
近所の氏神様は、外出する時は必ず立ち寄ります。

氏神様には、色々お話しするので私の日常は、大抵ご存知かと笑

部屋には観葉植物があります。
観葉植物は、被災して今のマンションに転居した時から徐々に増えていき現在9鉢ありました。
スクスクと育ってくれるので、優秀だなぁと思います。
そんな緑に囲まれていると癒されます。

鑑定の時、お香を炊いているので、香皿や、お香立て、香炉が幾つかあります。
この香りはこのお香立て、とその日その時の気分で選んでいます。
今も良い香りに包まれています。

毎日、令和6年能登半島地震のニュースを耳にします。
私も被災経験があり、自宅に住めなくなりました。

鑑定師になったきっかけでもお伝えしましたが、親友の死や、目の前で身内が事故死した強烈な経験もあります。
自身も2度の手術など、ここ数年でも色々ありました。

渦中の時は、自分が一番不幸だと思い、
周りの人達が皆、幸せそうに見えました。

私は内側に向きがちな性格なので、ひどく落ち込んだり、悩んだりすることはありますが、周りの方々に助けていただいたり、自分で何とか前を向きながら、
今ここにいます。

前を向く方法は、人を頼るのも良いですよね。
頼る人が欲しいときは、私達占い師もいます。
時間や場所が、希望に向かう時もあります。

電話をかけてくださる貴方には、何とかしたいと思う前に向く気持ちがあるので、未来は、変わりますよ。