とある、占い所での事。
A先生は、朝からずっと、
ため息を、吐いておられました。
佑弦（佑）「A先生、
どうなさったのですか？
ため息ばかりですが。」
と聞くと、
A先生（A）「そうなのよ。
とうとう、ダンナから、
離婚を言われたの。。。」
との返事が。
（佑）「A先生は、
あれだけ、ずっと、
離婚したい！
と言われていたから。
ようやく、離婚出来るのに。
ため息ですか？」
（A）「それがね。
いざ、離婚となると、
悩ましい事が多いのよ。
だって、
ダンナから、
〇お前と一緒にいたら、
俺は、ストレスを感じる。
〇お前が家に居ると思うと、
帰りたくなくなる。
〇お前が、作ったご飯を、
食べたくないから、
帰りたくない。
って、言われて。。。
ショックでね。」
と、暗そうに、おっしゃいました。
（佑）「それは、ヒドイですね。」
と、答えると、
（A）「さすがの私も、
あんな言われ方をされたら、
〇私自身を否定されているみたいで、
心が、沈んでいるのよ。」
と、言いながら、続けて、
（A）「それに、
離婚となったら、
私、生活が出来ないから、
働かないといけないでしょ。
そもそも、女って、
〇結婚したら、
〇働かなくても良い、生き物なのに、
〇今さら、一般企業で、働くなんて。
だから、ダンナに、
〇私の事が、イヤなら、
〇私の毎月の生活費を、
払ってくれるなら、
〇離婚してあげる
って、言ったのよ。
でも、
金額の折り合いが、つかなくて。
女が一人で、生活するには、
それ相応の、金額を、
毎月、一生、払ってくれないと！
その契約書を、書いて貰いたいのに！
あのブタ！
払いたくないからって、
実家に帰って、
私とは、音信不通なのよ。
音信不通なら、
支払わなくても、別居出来るでしょ。
かと言って、
追いかけて、離婚契約を迫ったら、
それは、それは、問題になるでしょ。
調停になった時に、
不利にならない様に、しながらも、
毎月、２０万払わせる方法を、
色々と、考えているのよ！」
と、相変わらずの、A先生節が、
炸裂していました。
（佑）「A先生、
離婚の慰謝料ですか？
契約金ですか？
お子様のいない、A先生と、
離婚するには、
〇毎月、２０万を、
〇生涯にわたって、
支払うのですか？」
と聞くと、
（A）「そうよ！
この私と離婚するには、
それ相応の、
覚悟と金額が、必要なのよ！
何か、問題ある？
これから、また、
食べていくために、働くなんて、
考えられないわ。
収入だけで選んだ、ブタなのよ！
ブタとの結婚で、
お金以外、何の目的もないわよ！
だから、月２０万貰って、
当然よ！」
との事。
（佑）（それでは、
なかなか、離婚調停は、
成立しないと思うけど。。。）
と思いつつも、
A先生と話しても、
埒が明かないので、
（佑）「A先生、新しく、
お金持ちの殿方を、
探しされたら、どうですか？」
と、話題を変えたら、
（A）「そうね。
私に、金持ちの男性と、
出会えるように、
未来を書き換えてくれない？
毎日の祈祷でも良いわよ。
私のタロットでは、
私は、普通の男性と出会える、
とは、出るのよ。
〇普通では、イヤなのよ！
〇金持ちでないと、イヤなのよ！
〇働かなくても良い人生が、良いのよ！
だって、
〇女に生まれてきたのよ！
〇女は、結婚したら、
働かなくても良い、
生き物なんだから！」
と、真剣に言われました。
（佑）（A先生、
そんなに働きたくないですか？
昔、有名だった女優みたいに、
過去の美貌と、
過去の栄光だけで、
男性が寄って来て、
お金も入るのは、
難しいと思いますよ。）
と、思いつつ、
（佑）「さっそく、アプリで、
お出会いを、探されるとかは、
いかがですか？」
と言うと、
（A）「今から、調停になって、
その時に、婚活しているって、
バレたら、不利になるじゃない！
まずは、お金よ。
ブタから、
一円でも引き出せるように、
作戦を、立てないと！
そう、思うと、
ため息なんて、
吐いてられないわよ！
早速、ネットで、
〇検索したり、
〇敏腕弁護士を探したり、
忙しいわ！」
と、俄然、元気になられました。
そこで、思いました。
いざ、離婚となると、
〇シンドイとは、聞きますが、
〇勢いが増す事も、あるのでしょうか？
世間では、言われています。
〇結婚より、離婚の方が、
〇労力がいると。
それって、
こういう所なのでしょうか？？？
ある意味？
未婚で、良かったです。（＾０＾）
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