半年以上の長期お休みをいただきまして、ご心配とご不便をおかけすることとなり、心苦しく思っております。
お問い合わせや待機再開へのメッセージなどを事務局にいただき、有難さに胸が熱くなりました。
皆さまの優しいご懇情に甘えて、本日より短い時間ではございますが、再び待機をさせていただきます。
当代を引き継ぎましてから、被災地を巡ることを自身の責務として取り組んで参りましたが、春以降は新型ウィルスの影響も有り、移動を控え、身を慎み、祈祷に専念させていただきました。
精進中の未熟者ではございますが、この災禍とも言える大きな苦難に何らかの光明があらんことを願い、大難が小難であれと祈りを捧げることに力の限りを尽くし、自身の全てをもって奉じさせていただきました。
祈祷に専念することを優先し、思いがけず長く待機のお休みをいただきましたことを、心からお詫び申し上げます。
不器用な人間でございますので、祈りを捧げ奉じることに専念する為に、日々「清める」ということに時間を多く要してしまい、自身の不甲斐なさに歯がゆい気持ちでおりました。
このような我が儘をお許しいただき、心から感謝いたしております。
私は通常より、祈願、祈祷には潔斎や斎戒にて「清めた」状態で臨むことを一番の大事としております。
祈りを捧げる内容によっては、体調を整えることが難しく感じる時もございます。
その為、不定期、短時間での待機となる場合も多いかと思いますが、皆さまの寛容なお心を持ちまして、引き続きお許しいただけますようお願い申し上げます。
11月7日立冬。
昨日まで秋の土用期間でございましたので、土用特有の気分が不安定になったり、物事がスムーズに進まなくなったり、体調を崩したりと、様々な不調をお感じの方も多かったのではないでしょうか。
暦の上では冬ではございますが、秋の土用期間をうまく乗り切れなかった方は、もうしばらく秋を意識してみるのもお勧めです。
頑張っているのに思うようにならないとき、愛しい人と想いがすれ違うとき、恋しい人の心が遠く感じるとき、大事な家族や人に自身の気持ちが伝わらないとき、そんな時には1回立ち止まって心静かに内観してみてください。
開運、運気アップのコツの１つが運気を育てることであり、良い流れを見極め、時を見定め、その流れに乗ることです。
物事がうまくいかない、どうしても滞ってしまうことには必ず理由となる必然があるのではないでしょうか。
特に人間関係においては、お相手は思わぬ状況や心情を抱えている場合もあるので、慎重にいろいろな方向からの観察や分析も必要かと思います。
土用が開けて、今日は立冬です。
水回りを綺麗にしたり冷えの予防するための冬支度を始めたり、自身の心と体の養生を見直し、人間関係が円滑にあるように再度見方を変えて見直してみると、そこに活路が見いだせるのではないでしょうか。
画像は数年前に植えた「ジンジャーリリー（花縮砂）」です。
秋は金木犀の香りも素敵ですが、このジンジャーリリーの香りも甘く好ましく感じます。
調べますと花言葉は「豊かな心」「信じること」とありました。
ストレスや社会不安の多い難しい時だからこそ、少しでも豊かな心でありたいと思いませんか・・・
日々のことに心が煩わされたり、人知れず苦しい悩みに涙したり、ままならない状況に辛く苦しい日々をお過ごしのことも多いと思います。
しかし、立ち止まって状況を見直すにしても、新しく行動するにも、豊かな心、穏やかな自分を深めるためにも、季節や身の回りの感謝を感じる余裕を大事にしていただきたいと願っています。
皆さまの心の平安と安寧を、切なる願いが叶うことを心から祈っております。
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