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去年(2017)のお盆のブログに書かせていただきましたが、迎え火送り火、精霊棚のようにお盆には日本人が大事にしてきた先祖供養と感謝と浄化の心が受け継がれています。
お時間のある方は、去年の【切なる願い】というブログも読んでいただけると幸いです。

今夜は各地で送り盆の行事が行われています。
山の送り火では京都五山の送り火など、海や川の送り火では灯籠流しが有名ですね。
水面に映る揺らめく焔に、多くの人々の忘れることのない想いや大事な方のみたまの供養と鎮魂の祈りと願いを切に感じます。

迎え火送り火はみたまを送る意味だけでなく、京都五山送り火のように、浄化や祓いの一面も色濃くあります。

８月は、お盆だけではなく原爆や終戦、航空機事故、震災や災害、多くの歴史や人々を偲ぶことが多くある機会ですよね。
私たちの命は、先祖が繋いでくれた賜です。
私たちは神仏に守られて、日々の平穏があるのです。

歴史に埋もれてしまいがちなひとりの個人であっても、私たちの先祖は必死に生きて、恋もしたし一生懸命に人を愛し、家族を守ってきたのです。
お盆は、命あることと日々の「感謝」とこれから歩んでいく道の「誓い」を意識する大事な時でもあります。

どうぞ、今宵、愛しい人、慈しみ深い親族、いつも笑顔で過ごす友人、癒やしをくれるペット、一緒に過ごす多くの人への更なる感謝と自分が息災で大過なく過ごせることへの感謝を、そして難しい状況の人々の幸福を願い、心静かにほんのひと時でも祈ってみていただきたいと思っています。


拙い文章力と馴れないブログで恐縮なのですが、待機についてのお知らせをさせていただきます。

私が先代より当代を受け継ぐときに、きつく諭されていたことがあります。
代々「御力」と呼ぶものは、神仏からの授かり物と受け止めております。

神仏より御力を今世で授かったということは、そのことに伴う使命や果たさなくてはならない責務が生じるのです。
形や方法は様々だと思いますし、御力も様々と思います。
しかし与えられた以上は、神仏の導く道を大きく逸れることはできません。

当代を継承してからの日々、出来る範囲で全国を巡り、慰霊と鎮魂のお手伝いをさせていただいております。
これは私の信念で有り、私自身の何を犠牲にしても第一にしていくものです。

また、代々ご縁をいただいてきている方々のご相談を直接受け、直接お目にかかっての浄化や祈祷も一意専心、精進させていただいております。
その日々の中で、浄化や祈願は時間や自身の力の消耗が予期できないものでございます。

特に浄化やみたま上げは、その場で瞬時に叶うものもありますが、簡単ではなく時間を要するものもあります。
私が未熟だからと思いますが、時には自身（体）を器とし、まず「除」をして器に移してから時間をかけて「浄」をさせていただく場合もあります。
同様に、祝詞を奉じるような祈願だけでなく、時には数時間にわたる祈祷にも臨まなくてはなりません。
その時々や場合によりますし、たまには気力を使い果たすほどの疲労もございます。

浄化や祈願というものは、その方々や場所、物と向き合う時間より、自身の浄化や禊ぎ祓い、力を安定させる潔斎に時間が多くかかってしまいます。
未熟で修行が足り無いからだとお叱りを承知ではございますが、待機の変更や短い時間となってしまうことをご理解いただきたいと願い上げます。

当代として、限られた方々とだけ直接向き合って参りましたので、ご縁のある方々と少しでも・・・という想いで３年ほど前にカリスとのご縁をいただきました。
その時の自分の意志も信念も、今も変わっておりません。
出来るだけお役に立ちたい、御力を授かった意味を果たして参りたい気持ちは同じです。

電話でのご縁をいただくことの大事さを痛感しているからこそ、待機に対する姿勢は揺るがないものでありたいと願うのです。

今までも待機が安定せず心苦しいのですが、しばらくの間、待機予定を前日かまたは当日に出させていただくことをお許しください。

皆さまのご懇情をもちまして、大目に見ていただき、瑠璃珂という鑑定士の信念をご理解いただきますようお願いいたします。

皆さまのお心に平安がありますように・・・
皆さまの願いが叶いますように・・・