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運命の出会い(15)

宗教家S.Aさん
大太鼓の音で目が覚めました。今日も朝から神社での修行です。
顔を洗って食堂へ行くと朝食の準備が出来てました。
昨日と変わらず玄米と味噌汁と漬物。
でもこれがご馳走に見えるのです。
喜んで食べ始めたのですが、またあの感覚が襲って来ました。
軽いめまいのような、今回は明らかに既視感です。
いわゆるデジャビューって奴です。
そうです、私は何度もこの状況にいたことが有ります。
その時も同じ食事でした。
周りを見渡せば、見渡すほど確信になって行きました。
思い出して来ました。
私は過去生で神官だったのです。
それも一回ではありません。
少なくとも二回以上の過去生で神職の人生が有ったと思いました。
それで謎がまた一つ解けました。
このブログの「人はなぜ生まれて死ぬのか(1)」で書いた私の子供の頃の不思議な遊びです。
(川の土手や小山の麓に自分で集めた石で小さな祠をつくり、土手の神様、山の神様と呼んで毎日お祈りをするという遊びが好きだった)という部分です。
前世の記憶がまだ残っている子供のうちに、過去でやっていたことを踏襲していたのだいうことに、この時初めて気付きました。
この後も、神社の廊下を歩くとき、中庭に降りた時など、過去の映像がフラッシュバックのように降りて来るのです。
その後の祝詞奏上の時間は、トランス状態も手伝ってどんどんいろんな映像がメッセージのようにおりて来るようになりました。