私は以前にも「停電になると人は何もできない」的なことを書いたことがある
だが現代生活では、そもそも停電になることが殆どないのが現状だ
つまり「便利で電気はいつでもある」と思ってしまいがちだ
だが現代でも停電は時々あるし、今のように「電気代の高騰」みたいなことも起こりうる
つまり「電気が来ていても(電気代節約のために)使えない」事も考える必要がある
昔みたいに頻繁に停電する訳では無いが、例えば災害で電気の復旧までに数日掛かる事がある
現代では「すぐに復旧して当然」的な風潮があるが、場所によってはそうとは限らない
なんせ「電気の復旧は人力」なのだ
だから数日間も電気が来なければ人々は途方に暮れる以外何もできないのだ
私の時には「国道の事故」だった
電柱を折ったみたいで電気が消えた
当然各人の机の上のPCがまず使えないので「仕事にならない」のだ
私は仕方がないので、この時間を使って溜まっているコピーを取ろうと思ったが、当たり前だがコピー機は使えない
(各360部ずつ作らなければならない仕事があって、後回しにしていた)
私は「あっ、そうかコピー機使えないの当たり前じゃん」と思って仕方がないのでコーヒーでも飲もうと思って給湯室に行ったが電気ポットが使えない
つまり「お湯を出せない」のだ
ポットの頭頂部を押してお湯を注ぐタイプだったのだが、押しても電気が来ていないのでお湯を吸い上げることができずお湯が出ないのだった
私たちは日頃無意識に電気を使っている
電気で動いているのはエアコンや電子レンジだけではない
部屋の電灯はもちろん消えて真っ暗だし、冷蔵庫も洗濯機も家電製品はもちろん「コンセントがつながっている全てが使えない」のだ
ご存知だろうか、電話も使えない
以前にも書いたが、一般の電話機はコンセントにつながっていて、電気で留守番電話・保留→内線・転送などあらゆる機能を備えている
我が家には「災害時にも使える無機能電話機」が購入してあるので、災害時にはファクス共有機を外して電話機を付け替えるだけで電話できるようになっている
ちなみにスマホは、災害時には「利用制限」されることになっている
また充電が切れれば使えない
昔勤めていた会社は、万が一の停電のために「経理の人の足元」に黒電話が置いてあって、停電の時には黒電話を電話線につなげて使っていた
だから東日本大震災が起きた当時は通販サイトが「災害用品」で溢れていた
そしてその中には「各種メーカー用スマホの充電」ができる手動機器も沢山あった
各メーカー用アタッチメント的なものも付属していた
つまり当時は「メーカーに寄って充電用機器やアタッチメントが違っていた」のだ
現代では多分規格が統一されているので、昔のアタッチメントはむしろ使えないだろう
だが災害から遠ざかっている私たちは「過去に販売されていたもの」が現在は使えないかもしれないとは考えもしない
いい例が「当時に詰めた緊急用食材」はとうに賞味期限を過ぎている
私の場合は、緊急避難袋の中には生理用品(今は必要ない)が入っている
緊急避難袋を持っている人はこの機会に中身の確認をし、持っていない人は揃えてみてはどうだろう
電話占いカリス 口コミで当たると評判の占い師を厳選 初回最大10分無料