実は私はカレーライスが好きではない
食べれないことはないが、敢えて食べたくはない
「嫌い」というより「好きではない」というのが正しい
だが家庭でカレーを作らない訳では無い
基本的にカレーだと「他のメニューを作る必要がない」
せいぜいサラダを出せば良い的な感じなので、むしろ家では月に一度くらいは作っていた
基本的に私は辛口が好きなので、子供が小さい頃は○ー○○○カレーのルーとかを使ったが、中学生位からは中辛を使っていたし今は辛口だ
「材料切って煮込むだけ」なので簡単に作れる
基本的に「使うカレールー」は決まっている
というか、それ以外は使わない
それを言うなら「レトルトカレーならもっとラクじゃん」と思うのだが、基本的にレトルトカレーは普通のカレーよりもっと好きではない
ちなみにレトルトのハヤシライスは大好きだ
よく「男子の好きなメニュー」として「肉じゃが」と「カレー」が候補に上がる
私の場合肉じゃがは「甘くないと好きではない」というか、むしろ嫌いだ
子供の頃から好き嫌いは激しかったのだが、特に学校給食が嫌いだった
最近では「美味しい学校給食」と言われるが、私達の時には…
どちらかというと「栄養になりさえすれば良い」という感じだったので(ミルクも牛乳ではなく学校給食の9年間脱脂粉乳だった)、特に私は給食の肉が大嫌いだった
給食の肉は白身(脂身)ばかりだったから嫌いだったが、親戚の家で肉を食べたらすごく美味しかった
「世の中には美味しいお肉が存在している」事を初めて知った
それ以来私は肉が好きになったが、逆に「肉の白身が大嫌いになった」
まずかったのは「白身ばかりだからだ」と思ったのだ
いや、ひょっとしたら脂身ではない部分が多少は含まれていたのかもしれないが、個人的には「全部脂身だった」という印象しかない
だから給食のカレーが嫌いだった
「好きではない」ではなく「嫌い」だった
また私が小学生の頃は「学校給食を全部食べきるまで帰らせてもらえない」のが普通だったので、チーズが嫌いな友達は掃除が始まってクラスの後ろに机を寄せた後でも一人残されて給食を全て食べきるまで帰らせてもらえなかった
もちろん私もその被害には何度もあっていた
まぁ良く言えば「食べ物が大切に扱われていた」とも言えるが、残される身としては地獄のようだった
今でこそ程よく脂身の入った肉(バラ肉とか霜降りとか)が好きだが、小中学生の頃はともかく肉の脂身が嫌いだった
私は学校給食で「食べられないものが増えた」と言っても過言ではなかった
学校給食のポテトサラダで「玉ねぎ」が食べられなくなった
学校給食でカレーが嫌いになり、ポークビーンズも嫌いになり、ポテトサラダも嫌いになり酢豚(脂身だけを揚げた肉)が嫌いになり食べられないものがどんどん増えた
だから子どもたちが「給食美味しい」とか「給食好き」と聞いた時には本当に嬉しかった
あぁ、学校給食は本当に変わったんだなと思った
また私の子どもたちが小学校に入った頃、丁度「そばアレルギーの子が給食で亡くなる」という事件があり、「学校給食の全て」を食べなくても良くなった
今ではむしろ「子供のアレルゲンを申告する」ような措置が行われているはずだ
逆に言えば私達の時には「アレルギーで食べられない」というのがなかった
強制的に食べさせられるのが当たり前だった
いつ頃からアレルギーが問題視されるようになったのかあまり記憶にないが、現代の子たちは色々大変なんだなと思う
私達の時には何故か「根性論」みたいなものがあって「嫌いなものも気力で克服せよ的な感じだったが、アレルギーは気力で治せるものではない
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