私達が小学生の頃、友達の家の黒電話を借りたら10円(玄関の電話機の横に)置いて帰るのが当たり前だった
つまり、「たかが10円」といえども結構大金だったのだ
私が中学生の頃、板チョコが1枚50円から100円に値上げされた
信じられないような高額な値上げ幅だ
最近某ハンバーガーが1年で70円だか値上げされたとニュースになったが、それどころの値上げ幅ではない
価格が倍になったのだ
しかも当時はもっと「10円の金銭価値が高額」だった時代だ
私の小学校の頃の友達は小遣いが1日10円だった
10円でも買える駄菓子が結構あったのだ
そんな時代に板チョコ1枚の価格が倍になったのは「衝撃」以外の何物でもない
ただ、今問題になっているのはそういうことではない
ここ何十年間か「収入が上がってこなかった」
何なら非正規労働が増えて収入が減っているのに「物価だけが上がっている」ということだから問題になっている
個人的な感想では、今年に入って頻繁に様々な品物の値上げが発表され、逆に言えば「値上げしてない品物あるの?」といった感想さえ持つ
重要なのは「値上げに見合った賃上げの有無」だ
なんだか有耶無耶になっていて賃上げの大手企業のニュースばかりが取り上げられているように思うが、多分今でも「賃上げの予定さえない」人も居るのかもしれない
私は板チョコの価格が改定されることでの大混乱を経験した記憶が殆どない
日常的に必要なものではなかったからかもしれない
私にとっては身近なものだったから記憶に残っているが、ひょっとしたら主婦から見たら大した問題では無かったのかもしれない
そんなものより洗剤とか調味料とか「毎日使う」もののほうが重要だったのかもしれない
正直「気にならない値上げ幅」では無かったと思う
それとも今のように「値上げラッシュの中の一つ」だったので印象が薄かったのだろうか?
ただ全般的には景気が上向きなのかな?という印象は受ける
そういえば私が子供の頃は「賃上げ要求」のためのストライキの場面をよく目にした
今でも時々デモ行進を見かけることはあるが、賃上げ要求のデモやストライキは一切見なくなった
昔の人のほうがまだ「要求を口に出していた」様に思う
過去の日本みたいに「どんどん賃上げされる」状況にはなかなかならないのかもしれないが、少しずつでもいい方向に言ってほしいものだ
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