私はこれまでに2回禁煙したことがある
お酒はやめられない(やめたくない)けど、禁煙は「簡単」とずっと思っていた
1度目は結婚前に彼が「やめろ」と言ったから(でも彼はやめなかった)
2度めは離婚して復活してしまった喫煙を、タバコ代のとんでもない値上げでやめることになった
「禁煙したい」と思っている人は一生禁煙できない
では何故私は禁煙が簡単だったのか…
本数が少なかったからではない
大体1日1箱(通常の量)だった
コツは「やめる」と自分で決めること
「やめたい」と思っている間は絶対やめられない
それは私でも同じこと
真剣に「やめる」と決めなければ決してやめられない
「やめたい」と思っている人は「やめられなかったらどうしよう」「吸いたくなったらどうしよう」と考える
でも「吸わない・やめた」と決めたら「吸いたい」と、まず思わない
だって「吸えないのに吸いたいと思うのは自分が苦しいだけ」だから、そもそも「吸いたい」とは思わない
「吸いたくなったらどうしよう」とも思わない
でも不安がある人は禁煙パイポや飴やガムで気持ちを逸らそうとする
逸らそうとしている間は「逸れてない」事に気づいていない
でもそういう方法で徐々にやめる手段があるのも事実だ
多分禁煙を望む人の誰もが一度は経験したことがあるはずだが「会議で2時間吸えなかった」とか「サッカーなどの競技中は吸えない」とか「飛行機の中なので数時間吸えない」とか…
つまり誰でも「吸えなければ吸えないで何とかなる」のだ
その代わり会議室から出た途端喫煙所に飛び込む…なんてこともあるかもしれないが、「吸えない状態でも何とかなる」ものだ
これはその他の依存症にも言えることだ
何故依存症なの?
薬の場合はよく分からない
多分薬自体が「常習性をもたらす物」なのだろうから、意志だけでなんとかなるものではないのかもしれない
でもタバコの常習性は意志だけでも何とかなる物の一つだ
そういう意味ではアルコール依存症も、一度なってしまったらなかなか治せないものなのだろうと思うが、依存症になる前なら何とかなると思っている
買い物依存症・薬物依存症・ニコチン依存症・アルコール依存症・ゲーム依存症・パチンコ依存症等、この世には沢山の依存症があるが、少なくとも「やめた」と自分で決断できない人は依存症から抜け出すのは難しいように思う
でも自分次第で抜け出すことも不可能ではない
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