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無償の愛

美龍(ビリア) 先生

2026/09/27 18:29

美龍(ビリア) 先生

人との出会いには、意味があります。

そして、別れにもまた、意味があります。

神仏から学ぶ愛とは、見返りを求めず、相手の幸せを願う無償の愛です。

好きだから一緒にいたい、好きだから離れたくない。

そう思うのは、ごく自然なことです。

けれど、愛することと、そばにいることは同じではありません。

もしかすると今、あなたは「その意味」を学ぶときに来ているのかもしれません。

たとえ一緒に歩めなくなっても、相手の幸せを願えること。

離れていく人を無理につなぎ止めず、最後にありがとうと送り出せること。

それもまた、一つの愛の形です。

人生で出会ったすべての人と、最後まで一緒にいられるわけではありません。

夫婦であっても、いつかはどちらかが先に旅立ちます。

だからこそ、大切なのは「どれだけ長く一緒にいたか」だけではないのです。

その人と出会って、何を感じたのか、何を学んだのか。

そして、自分がどう変わったのか。。

短いご縁にも意味があります。

別れたからこそ、初めて気づけることもあります。

出会いは人を成長させ、別れもまた人を成長させます。

だから、去っていく人をいつまでも追い続けなくていいのです。

本当に愛しているなら、相手の人生を尊重することも愛です。

ただ、一度だけ自分の心に問いかけてみてください。

その人を手放せないのは、本当に愛しているからでしょうか。

愛と執着は、とても似ているようで違います。

相手の幸せより、自分の願いだけを優先してしまえば、それはいつの間にか愛ではなく、自分の欲へと変わってしまいます。

そして、自分が変わらなければ、相手が変わっても、また同じようなご縁を繰り返すことがあります。

だからこそ、まず自分が変わること。

出会えたことに感謝する。

一緒に過ごせた時間に感謝する。

そして、別れるときにも感謝する。

自分のそばにいなくても、相手が笑っていてくれたらそれでいい。

いつか、そう思えるところまで心が成長したとき、執着は少しずつ愛へと変わっていきます。

愛するとは、必ずしも一緒にいることではありません。

つなぎ止めることだけが、愛でもありません。

相手の人生を尊重し、相手の幸せを心から願えること。

それが、神仏から私たちが学ぶ無償の愛なのだと思います。

人間にとって、とても難しい学びです。

でも、その難しい愛を知るために、私たちは人と出会い、ときには別れを経験するのかもしれません。

そして、その意味に気づけたとき。

一つのご縁が終わったのではなく、そのご縁から受け取るべき学びを、自分の人生に残すことができたのだと思います。


◇◆◇ 今日の写真 ◇◆◇

今日の写真は、永平寺境内に佇む一葉観音(いちようかんのん)です。

一葉観音は、一枚の葉に乗り、水上に浮かぶ姿で表される観音菩薩です。

静かな水面に佇むそのお姿からは、どんなに心が揺れるときも、やがて波は静まることを教えていただいているように感じます。

迷いや不安があるときこそ、心を整えること。

心が静まれば、進むべき道も見えてきます。

皆様の心にも穏やかな光が届きますよう、心よりお祈り申し上げます。


⟡.·美龍⟡.·
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