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佑弦（ゆづる）は、
先日、占い勉強会に参加しました。
勉強会と言っても、
〇前半の勉強会は、少しだけで、
〇後半の雑談が、メインです。

女性の先生方が集まって、
〇ただただ、喋りまくる会
なので、
いつも、遠慮していたのですが、
今回は、参加しました。

会場は、ある先生の家で、
〇みんながお菓子や料理を作って、
〇持ち寄って、食べる
のですが、

佑弦（ゆづる）は、もちろん、
〇料理やお菓子作りは、出来ません。

なので、
何かを買って、
参加しようと思ったのですが。

何にしようか？
迷っている間に、
会場の、先生の家の付近まで、
来てしまいました。

佑弦（佑）「何かを買って、
持って行かないと。
でも、もう、
先生の家の近くで、コンビニもない。。。」

周りを見渡すと、
小さな看板が目に入りました。

「手作りクッキーの店　〇〇〇〇」

（佑）「ここのクッキーなら、
手作りと書いてあるから、
他の先生方お手製の、料理やお菓子に、
引けを取らないかな？」
と言う事で、店に入りました。

店内には、
〇約５センチ四方で、薄いクッキーが、
〇１つずつ、個包装されて、
〇約３０センチ四方のカゴに、３０枚ずつ、
〇各味や色ごとに、約３０種類ほど、
ズラーッと並んでいました。

（佑）「これ、１カゴ３０枚で、
３０種類。３０×３０＝９００枚。
全部、手作り！で。個包装！
凄い手間！」
思わず、声に出して、言うと、

店員さん（店）「もちろん、
手作りクッキーの店ですから。
生地も、成型も、焼き上げも、
個包装も、全て、手作業です。」
と言って、レジ奥の、
ガラス張りの作業場を、
指、刺されました。

作業台とオーブン以外には、
〇泡立てたり、混ぜたりする機械も、
〇包装する機械も、
何もありません。

（佑）「これって、もしかして、
生地をコネルのも、手作業、
焼くのも、手作業、
透明のビニールに入れるのも、手作業、
全て、手作業ですか？
機械が何も置いてないのですが。。。」

（店）「もちろん、全てです！」

（佑）「一体、
どれだけ時間が掛かるのですか？」

（店）「毎日、これら全てのクッキーを、
作っている訳でもありませんので。
減ってきたら、
今日は、チョコ味と、
イチゴ味だけ、作ったり、
明日は、
オレンジピール入りだけを作ったり。
だから、大変ではないですよ。」

（佑）（それでも、全部、手作業とは。。。
大変。ハッキリ言って、面倒すぎる。。。）
感心していて、
商品を選ぶのを忘れていました。

（佑）「これだけ、
たくさんの種類があったら、
どれを、買えばよいか・・・」
と言うと、

（店）「お任せで、
この箱にキレイに入れて、
お渡しできます。
小箱は、クッキー２０枚で３０００円。
大箱は、クッキー４０枚で５０００円です」

値段を聞くと、すぐに計算したくなります。

２０枚で３０００円。
この５センチ四方のクッキー
１枚、１５０円！！

（佑）（さすが、手作り、高すぎる・・・）

今更、
要りませんと言って、
店を出る訳には、いかないので、
小箱３０００円を頼むことに。。。

（店）「ご一緒に、
焼きたてのパンもいかがですか？」
との事。

良く見れば、
店の端に、パンが置いてあります。

〇食パン１本、６６０円
（佑）（と言っても、
ソフトボールより少し大きいサイズ。
普通、食パンって、
３斤で、１本じゃないの？
切ってなくて、
１つの型から焼きあがるのは、
１本なのか・・・高すぎる！）

〇クロワッサン１つ、３３０円
（佑）（タバコの箱くらいのサイズの、
クロワッサンが、１つ、３３０円！
何個食べたら、お腹が膨れるの！！）

（佑）「クッキーだけで良いです。。。」
と言って、お願いして、
しばらく、店内を見て回ると、

店の作業場の奥に、
ビンがズラリと並んだ、別室を発見。

（佑）「あの、
ズラリと並んだ、ビンは、なんですか？」
何でも、気になる事は、聞きたくなります。

（店）「あれは、
手作りアクセサリーの素材です。
ビーズやストーンなどが、入っています。
ほら、この髪留めも、手作りです。」

（佑）（どこまでも、手作りなんですね〜）
感心していると、さらに気になる事が。

店員さんは、なぜか？
メイド喫茶みたない、衣装。

（佑）（もしかして、この服も、手作り？）
と思って、聞こうとすると、

（店）「この髪留めも、服も、
このシューズも、全て、手作りですよ。
２階に、服や装飾品用の作業場があります。
ご予約頂きましたら、
参加出来ますが、いかがですか？」

（佑）「細かい作業は、苦手ですので。
と、老眼で、見えないので、無理です。」
と、断りました。

そして、
手作り感満載？のクッキーを持って、
占いの勉強会に参加しました。
勉強会自体は、１時間で終わり、
待望の？雑談会で、
クッキーを出すと、

A先生（A）「あら！そのクッキー、
近所の○○○○のクッキーじゃない？
手作りで有名なのよ。」

（佑）「そうなんですか？」

（A）「そうよ。手作りで、有名よ。
お店で、クッキーが入っていた、
籐のカゴあったでしょ。
あれも、手作りよ。」

（佑）「どこまでも、手作りなんですね。」

（A）「私、近所だから、知っているけど、
あの店のオーナーさんも旦那さんも、
手作りが、大好きなのよ。
裏の畑で、野菜も作っているのよ。」

（佑）「野菜までですか？」

（A）「ほうれん草入りのクッキーとか、
あったでしょ？
その、ほうれん草は、裏の畑の野菜よ。
それだけじゃないわよ。
あの旦那さん、建築会社勤務で、
設計も、旦那さんが、なさって、
可愛らしい、あの家も、
旦那さんが、休みのたびに、
少しずつ、ご自分で建てられたのよ。」

（佑）（恐るべし、手作り！）

そう思いながら、
そのクッキーを食べました。
が、
〇別段、何も感じず、
〇普通のクッキーの味でした
（＞ ＜）